Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第3部 EJB編 | > 第26章 Entity Bean編 |
Entity Beanの実行環境では、ユーザの用途に合わせて、インスタンス管理のモードが選択できます。選択するインスタンス管理モードによっては、以下に注意事項してください。
インスタンス管理モードの詳細については、“Entity Beanのインスタンス管理”を参照してください。
注意事項 |
該当インスタンス管理モード |
対処方法 |
Entity Beanを呼び出すアプリケーションからcreateおよびremoveメソッドを発行するとエラーとなります。また、永続化フィールドの値を更新してもデータベースには反映されません。 |
ReadOnly |
更新処理を行う場合は、ReadOnly以外のモードを指定してください。 |
復帰値がcollectionインタフェースのfind<METHOD>メソッドは使用できません。 |
NoCache |
NoCache以外のモードを指定してください。 |
deployment descriptorのreentrant属性に“動作不可能(false)”を設定し、EJBアプリケーションのメソッドがreentrant呼出しを行った場合、正常に動作します。 |
ReadOnly |
Reentrant呼出し不可能にしたい場合はReadOnly以外のインスタンス管理モードを指定してください。 |
分散トランザクション機能を使用し、かつOracleのデータベースを使用する場合、複数インスタンス検索(Enumeration型またはCollection型)を実行すると、Oracleのデータベースから “ORA-01002: フェッチ順序が無効です”という例外が返却される場合があります。 |
Sequential |
更新処理を行う場合はReadWriteを、検索処理だけ行う場合はReadOnlyを指定してください。 |
トランザクション属性にMandatory以外を指定して、複数インスタンス検索(Enumeration型またはCollection型)を実行すると、例外が発生する場合があります。 |
Sequential |
EJBアプリケーション(Bean単位)にトランザクション属性Mandatoryを指定して実行してください。 |
目次
索引
![]() ![]() |