Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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26.8 CMP2.0のEnterprise Beanクラスを作成する
CMP2.0のEnterprise Beanクラスには、ユーザの開発するビジネスメソッドだけでなく、オブジェクトの永続化処理を実現するためのメソッドを記述します。
CMP2.0のEnterprise Beanでは、CMP定義にfinderメソッドの検索条件や、永続化フィールドとデータベースのカラムの対応を定義するため、メソッドにはデータ操作文を記述する必要がありません。このため、ポータビリティ性の高いアプリケーションが容易に開発できます。
CMP定義の詳細については、“CMP定義”を参照してください。
■ CMP2.0の処理イメージ

CMP2.0の定義情報についての詳細は“CMFマッピング定義タグ”を参照してください。
- 呼び出し元Beanは、口座NOを指定してfinderメソッドを呼び出し、Entityオブジェクトの検索をコンテナに依頼します。
検索結果は、コンテナにより、Entityオブジェクトとして保持されます。
- 呼び出し元Beanは、アクセッサメソッド(setAmount)を呼び出して、残高から10万を引いた値を新たに設定します。
- コンテナは、コンテナが実装するアクセッサメソッドを呼び出します。
- アクセッサメソッドは、Amount(残高)を更新します。
- 呼び出し元Beanからのcommit指示により、コンテナはデータベースの更新を実施します。
26.8.1 CMP2.0のEnterprise Beanクラスの概要
26.8.2 setEntityContextメソッドおよびunsetEntityContextメソッドの記述
26.8.3 ejbCreateメソッドおよびejbPostCreateメソッドの記述
26.8.4 ejbRemoveメソッドの記述
26.8.5 ejbLoadメソッドおよびejbStoreメソッドの記述
26.8.6 ejbActivateメソッドおよびejbPassivateメソッドの記述
26.8.7 ejbHomeメソッドの記述
26.8.8 抽象アクセッサメソッドの記述
26.8.9 ejbSelectメソッドの記述
26.8.10 ビジネスメソッドの記述
26.8.11 例外処理
26.8.12 使用できるメソッド
26.8.13 Enterprise Beanクラスのメソッドが実行可能な操作
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