Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第20章 EJBサービスで使用できる時間監視機能

20.5 各時間監視機能の設定値について

 EJBサービスで使用できる各種時間監視機能を併用する場合、各時間監視機能の時間を設定する際には以下の点に注意してください。

T(s)>T(c)>T(a)または、T(s)>T(t)

 

T(s):セションタイムアウトに設定するタイムアウト時間
T(t):トランザクションタイムアウト機能に設定するタイムアウト時間
T(a):アプリケーションの最大処理時間
T(c):クライアントにサーバメソッドが復帰するまでの待機時間

注意事項

 分散トランザクション機能を使用する場合、データベース連携サービスの2フェーズコミットのタイムアウト機能を使用できますが、Sessionタイムアウト機能と併用して使用しないでください。

 併用して使用すると、Sessionタイムアウトが発生しない場合があります。

 “2フェーズコミットのタイムアウト機能”についての詳細は、“グローバルトランザクションアプリケーションのタイムアウト監視”を参照してください。


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