Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第18章 アプリケーションを開発・テストする

18.5 クライアントアプリケーションの開発

 ここでは、Javaで記述するクライアントアプリケーションの開発方法を説明します。

■ Session BeanとEntity Beanの場合

 Session BeanとEntity Beanに対するクライアントアプリケーションとは、Remoteインタフェース/LocalHomeインタフェース/LocalインタフェースおよびHomeインタフェースを通じてEJBアプリケーションにアクセスする、クライアント側のアプリケーションです。

 Remoteインタフェース/LocalHomeインタフェース/LocalインタフェースとHomeインタフェースに対する、EJBクライアントの形で記述します。

 クライアントアプリケーションを構築するときには、ejb-jar ファイル、またはEJBアプリケーションのDeployment時に生成されるクライアント配布物をCLASSPATHに設定してください。

注意事項

 LocalHomeインタフェース/Localインタフェースを実装するEJBアプリケーションでは、クライアント配布物が作成されないため、CLASSPATHの設定は必要ありません。

 以下にクライアント配布物をCLASSPATHに設定して開発する方法を説明します。

image

[図の説明]

  1. 開発環境において、jarファイルを入力としてEJB Deploymentツールを実行することにより、パッケージ名(図ではpack1)をディレクトリ名として、クライアント配布物が指定されたディレクトリに生成されます。
  2. Apworksを使用し、クライアントアプリケーションを作成してください。
  3. クライアントアプリケーションをクライアントに複写してください。
  4. クライアント配布物をパッケージ名のディレクトリごとクライアントに複写してください。
  5. 複写したパッケージを置いたディレクトリをCLASSPATHに設定してください。

■ Message-driven Beanの場合

 Message-driven Beanに対してのクライアントアプリケーションとは、JMSの送信アプリケーションです。JMSの送信アプリケーションの詳細についてはJMS編を参照してください。


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