17.2.5 クライアント環境設定の注意事項

Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

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　Interstageがインストールされているサーバマシン上で、クライアントアプリケーションを動作させる場合は以下に注意してください。

“インストール”に記載されている機能、および製品のインストールは必要ありません。
“環境変数の設定”に記載されている作業を行ってください。EJBサービス関連のfjcontainer32.jarファイルは、C:\INTERSTAGE\EJB\libに格納されています。
“ORB(Object Request Broker)の指定”に記載されている作業を行ってください。orb.propertiesファイルのひな形は、C:\INTERSTAGE\EJB\etcに格納されています。
複数のJavaがインストールされている環境で運用する場合は、“環境変数の設定”に記載されている環境変数以外に、以下の環境変数の設定をしてください。

C:\APWにインストールした場合を例に説明します。

環境変数	設定値
PATH	C:\APW\JBK3\jdk\bin

C:\APWにインストールした場合を例に説明します。

環境変数	設定値
PATH	C:\APW\JBK4\jdk\bin

“インストール”に記載されている機能、および製品のインストールは必要ありません。
“ORB(Object Request Broker)の指定”に記載されている作業を行ってください。orb.propertiesファイルのひな形（ファイル名 : orb.properties）は、/opt/FJSVejb/etcに格納されています。
作成したorb.propertiesファイルは、以下のディレクトリに格納してください。
- JDKを使用している場合： ${JAVA_HOME}/jre/lib/
- JREを使用している場合： ${JAVA_HOME}/lib/
  
  ※JAVA_HOME ： Java環境設定ファイルに設定したJavaのインストールディレクトリ
サーバマシン上に、javaがプレインストール(/usr/bin)されている場合がありますが、サーバマシン上でクライアントアプリケーションを動作させる場合は、Apworksでインストールしたjavaを使用してください。
以下に示す環境変数を設定してください。
環境変数を設定しないでクライアントアプリケーションを動作させた場合、正しく動作しない場合があります。正しく動作しない場合は、“トラブルシューティング集”の“EJBサービス使用時の異常”を参照してください。

CLASSPATH（J2EE関連）

　/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar　(※)
CLASSPATH（CORBAサービス関連）

　/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar　

※Linuxの場合はFJSVodです。

CLASSPATH（J2EE関連）

　/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar　(※)
CLASSPATH（CORBAサービス関連）

　/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar　

※Linuxの場合はFJSVodです。

CLASSPATH（EJBサービス関連）

　/opt/FJSVejb/lib/fjcontainer34.jar　

※EJBクライアントを使用したクライアントアプリケーションを実行する場合には、isj2ee.jarのかわりに以下のファイルを使用することもできます。JAVA_HOMEは、Java環境設定ファイルに設定したJavaのインストールディレクトリを示します。
JDKを使用している場合

　　${JAVA_HOME}/jre/lib/isejb.jar
JREを使用している場合

　${JAVA_HOME}/lib/isejb.jar

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