Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第17章 EJBサービスの環境設定> 17.1 EJBサービスの環境設定

17.1.7 インストール時に設定される環境

 Interstageのインストールで設定される以下の環境について説明します。

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Standard EditionまたはEnterprise Edition使用の場合

以下の場合に自動セットアップを行うと環境が正しく設定されないので、自動セットアップは行わないでください。

■ Java環境

 環境変数“JAVA_HOME”に設定されている内容を参照し、Javaのインストール情報がJava環境設定ファイルに設定されます。Java環境設定ファイルは、以下のディレクトリに作成されます。

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 C:\INTERSTAGE\EJB\etc\java_config.txt 



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 /opt/FJSVejb/etc/java_config.txt 


 なお、Javaを複数インストールする場合は、上記のJava環境設定ファイルにJavaを追加設定します。Java環境設定ファイル、およびJavaの追加設定の方法については、“Java環境の設定”を参照してください。

■ EJBサービスの環境

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Standard EditionまたはEnterprise Edition使用の場合

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自動セットアップでは、アプリケーションの実行に必要なプロパティ情報を記述したファイル(orb.properties)を所定のディレクトリに複写する処理が行われます。
自動セットアップを行った後に、Java実行環境サーバパッケージを再インストールするとorb.propertiesファイルが失われますので、C:\INTERSTAGE\EJB\etcにあるorb.properties ファイルを%JAVA_HOME%\jre\libに複写してください。

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自動セットアップでは、アプリケーションの実行に必要なプロパティ情報を記述したファイル(orb.properties)を所定のディレクトリに複写する処理が行われます。
自動セットアップを行った後に、Java実行環境サーバパッケージ(Linuxの場合はJava実行環境)を再インストールするとorb.propertiesファイルが失われますので、/opt/FJSVejb/etcにあるorb.properties ファイルを%JAVA_HOME%/jre/libに複写してください。

■ サンプルアプリケーション

 EJBおよびサーブレットのサンプルアプリケーションを実行する環境が構築されます。サンプルアプリケーションの詳細については、“チュートリアル”を参照してください。


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