Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第3部 EJB編 | > 第17章 EJBサービスの環境設定 | > 17.1 EJBサービスの環境設定 |
Interstageの動作環境設定で必要な作業について説明します。
Interstageのクライアント数の規模に合わせて、isgendefコマンドのscale-valueの値を設定してください。
詳細は、“Interstage運用ガイド”の“Interstageの環境設定”を参照してください。
なお、scale-valueに対応したCORBAサービス環境定義の値を超える条件の場合は、CORBAサービス環境定義のチューニングをしてください。
Interstageの初期化(isinit)における運用形態の指定は、TYPE1、TYPE2あるいはTYPE3ができます。ただし、いずれの運用形態でも、必ずEJBオプションを指定してください。
なお、Interstageをマルチサーバで運用し、サーバ間でEJBアプリケーションの連携を行う場合は、連携するEJBアプリケーションが存在するサーバ群の中でネーミングサービスの存在するサーバ(TYPE1またはTYPE2のサーバ)は1台にしてください。
また、分散トランザクション機能を使用する場合は、必ずTYPE2を選択してください。
運用形態の詳細は、“Interstage運用ガイド”の“Interstageの環境設定”を参照してください。
scale-valueにsmallを設定し、運用形態にTYPE1を選択した場合のInterstage初期化手順の例を以下に示します。
ワークユニットでEJBアプリケーションを運用する場合には、isstartコマンドを実行する前にJava環境設定ファイルにJavaのインストール情報を設定してください。
Java環境設定ファイルの設定方法については、“Java環境の設定”を参照してください。
ユーザがアプリケーションを追加する場合は、InterstageをインストールしたマシンのCORBAサービス環境定義の以下のステートメントの値に、以下に示す加算値を加算してください。チューニングの方法は、“Interstage運用ガイド”の“Interstageの環境設定”を参照してください。
ステートメント |
加算値 |
max_IIOP_resp_con |
追加するクライアントアプリケーションのプロセス数 |
ステートメント |
加算値 |
max_processes |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数 |
max_exec_instance |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数×16(EJBアプリケーションの配備時に指定するスレッド数の初期値) |
Interstageをインストールしているマシン上でクライアントが動作する場合は、さらにCORBAサービスの環境定義に値を加算する必要があります。加算する値については、“クライアントの環境設定”を参照してください。
ステートメント |
加算値 |
max_processes |
追加するEJBコンテナのプロセス多重度 |
max_exec_instance |
追加するEJBアプリケーションのプロセス数*40(EJBコンテナ定義時に指定するスレッド数の初期値) |
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