Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第11章 Servletサービスの環境定義ファイル> 11.4 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル(WWWサーバがInterstage HTTP Server以外の場合)> 11.4.2 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの定義項目

11.4.2.8 MaxConnection

■記述形式

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  MaxConnection [サーブレット・コンテナへの最大接続数]
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■説明

 サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナの最大接続数を記述します。複数のサーブレット・コンテナで運用する場合には、1コンテナ当たりの最大接続数となります。
 指定可能な範囲は、0〜2000です。省略値は、0です。
 本定義項目を省略した場合、または0を記述した場合には、WWWサーバがWWWブラウザからのリクエストを同時に処理できる数が、サーブレット・コンテナへの最大接続数となります。
 WWWブラウザのリクエストが最大接続数を超えた場合には、"ErrorPage"定義項目のステータスコード503に設定したHTMLファイルをWWWブラウザへ返却します。
 本定義項目へ設定する値の詳細については“チューニングガイド”の“サーブレット・コンテナのチューニング”を参照してください。

 本定義で指定する値は、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルの以下の定義に関係します。

   <Parameter name="max_threads" value="数値" > (省略値は512)

 “数値”には、MaxConnectionと同じまたはそれ以上の値を指定してください。
 サーブレット・コンテナに対し複数のサーブレット・ゲートウェイ(およびWWWサーバ)で運用する場合には、サーブレット・コンテナに接続する各サーブレット・ゲートウェイのMaxConnection定義値の合計以上の値を指定する必要があります。

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