Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第2部 Servlet/JSP編 | > 第10章 Webアプリケーションの開発 | > 10.6 Webアプリケーションのデバッグ |
以下の手順により、JSPのデバッグ作業を行います。
以下のディレクトリ配下(WEB-INFディレクトリ配下を除く)にデバッグ対象のJSPを配置します。
また、JSP内で使用しているBeansやサーブレットがある場合、以下のディレクトリ配下に配置します。以下のパスは、上記ディレクトリからの相対パスです。
JSPのタグライブラリを使用する場合、Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)(web.xml)に定義を追加します。
なお、以下の定義はデバッグモードで動作するのに必要であるため、変更しないでください。
<servlet> |
インストール後には、JSPのデバッグ用のサーブレット・コンテナの定義は、以下のファイルにテンプレートとして記述されています。
Java VMにより、使用する定義が異なります。対応する定義をJServlet環境定義ファイル(jswatch.conf)に複写して使用してください。
Java VM |
使用する定義のサーブレット・コンテナ名 |
---|---|
JDK1.2 |
debug122 |
JDK1.2(JPDAを使用) |
debug122cj |
JDK1.3(Java 2 Classic VM) |
debug130c |
JDK1.3(Java 2 Classic VM, JPDAを使用) |
debug130cj |
JDK1.3(Java HotSpot(TM) Client VM) |
debug130h |
JDK1.3(Java HotSpot(TM) Server VM) |
debug130hs |
JDK1.3 FJVM |
debug130fj |
JDK1.4(Java HotSpot(TM) Client VM) |
debug140h |
JDK1.4(Java HotSpot(TM) Server VM) |
debug140hs |
JDK1.4 FJVM |
debug140fj |
また、必要に応じて以下を変更してください。
デバッグが終了するとサーブレット・コンテナは停止しますので、サーブレット・コンテナの再起動の回数を無制限にしてください。以下に定義の説明を示します。
WWWサーバがInterstage HTTP Serverの場合だけ必要な作業です。
デバッグ時には、サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナの接続が長時間になると予想されますので、Interstage HTTP Serverの定義項目Timeoutに大きな値を設定することをお勧めします。詳細については“WWWサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)”を参照してください。
以下にデバッグ時のInterstage HTTP Server環境定義の例を示します。
## httpd.conf -- Interstage HTTP server configuration file |
## httpd.conf -- Interstage HTTP server configuration file |
使用しているWWWサーバにより、ファイル名、修正内容が異なります。
[WWWサーバがInterstage HTTP Serverの場合(jsgw_apapi.conf)]
以下に示すようにApJServMountの定義を設定してください。
# サーブレット・ゲートウェイ環境定義 |
[WWWサーバがInterstage HTTP Server以外の場合(jsgw.conf)]
以下に示すようにMountとContainerの定義を設定してください。
また、デバッグ時には、サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナの接続が長時間になると予想されますので、Timeoutに最大値65535000(約18時間)を設定することをお勧めします。
Timeout 65535000 |
編集しないで、そのまま使用します。
Servletサービスを起動します。
WWWサーバを起動します。
Apworksの環境設定を行います。詳細については、Apworksの“Apdesigner プログラマーズガイド”または“コンポーネントデザイナ ユーザーズガイド”(注:Plus Developerでは提供していません)を参照してください。
WWWブラウザから、以下のURLにアクセスします。
http://サーバホスト名:ポート番号/debug/ |
ファイル、ディレクトリの一覧が表示されます。直接デバッグを行うJSPを呼び出すか、呼び出し用HTMLファイルを経由してJSPを呼び出してください。
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