Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

4.5.3 JavaMailリソースの参照

　JavaMailリソースの参照は、以下の手順で行います。

1. InitialContextクラスオブジェクトを作成します。
2. lookup()メソッドを使用して、javax.mail.Sessionクラスオブジェクトを獲得します。
   lookup()メソッドの引数には、"java:comp/env/" にJavaMailリソースのJNDI名（mail/xxxx）を付加した名前を指定します。
   なお、JavaMailリソースのJNDI名は、deployment descriptorファイル、またはWebアプリケーション環境定義ファイルで指定した名前と同じ名前を指定します。

　JNDI名が“mail/MailSession”のJavaMailリソースを参照する設定例を以下に示します。

【設定例】

//JavaMailリソースのlookup処理
javax.mail.Session session = null;
try {
    InitialContext nctx = new InitialContext(); 
    session = (javax.mail.Session) nctx.lookup("java:comp/env/mail/MailSession");
} catch(NamingException ex) { }