Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第4章 JNDI | > 4.3 JNDI SPの環境設定 |
CORBAサービスの以下の設定が行われているか確認してください。
設定が行われていない場合は、以下を参照して各設定を行ってください。
なお、EJBアプリケーションの場合は、特に各設定を行う必要はありません。
ただし、EJBクライアントをクライアントアプリケーションとして使用する場合は、別途環境変数の設定が必要です。
詳細については、”クライアントの環境設定”を参照してください。
【J2EEアプリケーションクライアントの場合】
環境変数CLASSPATHに、Javaライブラリへのパスを設定します。
JDK/JRE1.3の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
%OD_HOME%\etc\class\ODjava2.jar |
JDK/JRE1.4の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
%OD_HOME%\etc\class\ODjava4.jar |
環境変数CLASSPATHに、Javaライブラリへのパスを設定します。また、環境変数LD_LIBRARY_PATHに、"<CORBAサービスのインストールディレクトリ>/lib"を設定する必要があります。
JDK/JRE1.3の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar |
LD_LIBRARY_PATH |
$OD_HOME/lib |
JDK/JRE1.4の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
$OD_HOME/etc/class/ODjava4.jar |
LD_LIBRARY_PATH |
$OD_HOME/lib |
【Webアプリケーションの場合】
JServlet環境定義ファイルの”default.env”または”[containername].env”の環境変数CLASSPATHに、Javaライブラリへのパスを設定します。
JServlet環境定義ファイルの詳細については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
JDK/JRE1.3の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
%OD_HOME%\etc\class\ODjava2.jar |
JDK/JRE1.4の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
%OD_HOME%\etc\class\ODjava4.jar |
JServlet環境定義ファイルの”default.env"または”[containername].env"の環境変数CLASSPATHに、Javaライブラリへのパスを設定します。また、環境変数LD_LIBRARY_PATHに、”<CORBAサービスのインストールディレクトリ>/lib”を設定する必要があります。
JServlet環境定義ファイルの詳細については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
JDK/JRE1.3の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
$OD_HOME/etc/class/ODjava2.jar |
LD_LIBRARY_PATH |
$OD_HOME/lib |
JDK/JRE1.4の場合
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
$OD_HOME/etc/class/ODjava4.jar |
LD_LIBRARY_PATH |
$OD_HOME/lib |
アプリケーションを起動するための環境設定として、使用するORB(Object Request Broker)を選択する必要があります。
使用するORBを、以下のいずれかの方法で指定してください。
上記のいずれかの方法により以下の値を設定することで、CORBAサービスのORBを指定します。
プロパティ名 |
設定値 |
org.omg.CORBA.ORBClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
org.omg.CORBA.ORBSingletonClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB |
javax.rmi.CORBA.StubClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.StubDelegateImpl |
javax.rmi.CORBA.UtilClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.UtilDelegateImpl |
javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegateImpl |
それぞれの指定方法について説明します。
【J2EEアプリケーションクライアントの場合】
Javaアプリケーション実行時に、javaコマンドのパラメタとして使用するORBを指定します。
以下のように、-Dオプションに続けて必要な情報を記述してください。
java -Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB -Dorg.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB -Djavax.rmi.CORBA.StubClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.StubDelegateImpl -Djavax.rmi.CORBA.UtilClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.UtilDelegateImpl -Djavax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass=com.fujitsu.ObjectDirector.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegateImpl <アプリケーションのクラス名> |
【Webアプリケーションの場合】
JServlet環境定義ファイルの”default.bin.parameters”または”[containername]. bin.parameters”に、以下のパラメタを設定してください。
JServlet環境定義ファイルの詳細については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
パラメタ |
-Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
【J2EEアプリケーションクライアントの場合】
使用するORBを記述したテキストファイル(ファイル名:orb.properties)を作成し、Javaのシステムプロパティ”java.home”に設定されているディレクトリ配下のlibに格納してください。
JBKがインストールされている状態では、以下に格納します。
Interstage Java実行環境サーバパッケージの場合
<JBKインストールディレクトリ>\jdk\jre\lib |
Apworks クライアント運用パッケージの場合
<JBKインストールディレクトリ>\jre\lib |
Apworks クライアント運用パッケージ相当のJBK1.3の場合(注)
<JBKインストールディレクトリ>\jre13\lib |
注)Interstage Java実行環境サーバパッケージに同梱されている”Apworks クライアント運用パッケージ相当機能”、またはInterstageクライアント機能に同梱されている”JRE JBKプラグイン”をインストールした場合の格納場所です。
JDK1.3の場合
<JBKインストールディレクトリ>/jdk13/jre/lib |
JRE1.3の場合
<JBKインストールディレクトリ>/jre13/lib |
<JBKインストールディレクトリ>/jdk13/jre/lib |
orb.propertiesファイルの設定例
org.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
【Webアプリケーションの場合】
使用するORBを記述したテキストファイル(ファイル名:orb.properties)を作成し、Javaのシステムプロパティ”java.home”に設定されているディレクトリ配下のlibに格納してください。
JBKがインストールされている状態では、以下に格納します。
Interstage Java実行環境サーバパッケージの場合
<JBKインストールディレクトリ>\jdk\jre\lib |
JDK1.3の場合
<JBKインストールディレクトリ>/jdk13/jre/lib |
JRE1.3の場合
<JBKインストールディレクトリ>/jre13/lib |
<JBKインストールディレクトリ>/jdk13/jre/lib |
orb.propertiesファイルの設定例
org.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
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