Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
目次 索引 前ページ次ページ

付録A サイレントインストール > A.1 サーバ機能のインストール

A.1.1 インストール内容の定義ファイルの作成

 サーバ機能のインストール内容を、以下の手順で定義します。

1. CD-ROM内の以下のファイルを、任意のフォルダにコピーします。

(CD-ROMドライブ)\inst_sample\server.txt

2. 1.でコピーしたファイル内は、以下の構成で定義されています。

[セクション名]
  キー名 = 設定内容

 上記の構文に従って、必要に応じて以下の情報をカストマイズしてください。

セクション名

キー名

設定内容

備考

Install_Info

Install_Func =

インストール対象機能を指定します。
サーバ機能をインストールする場合、“Server”を指定します。

 

Install_Compo

 インストールする機能を指定します。
 “on”  :インストールします。
 “on”以外:インストールしません。アンインストールはしません。
 省略時はインストールしません。
例)CORBAサービスをインストールする場合
  ODS = on

 インストールする機能が前提としている機能もインストールされます。前提条件に関しては、“インストール作業”を参照してください。

APACHE =

ApacheベースのWWWサーバ

 

EBMS =

ebXML Message Service

 

EJB =

Interstage EJBサービス

 

ES =

イベントサービス

 

GUI =

Interstage運用操作ツール

 

INFODIRS =

InfoDirectory ディレクトリサービス

 

IPP =

WWWサーバ

 

JDK131 =

JDK 1 3 1

 

JMS =

Interstage JMS

 

JRE131 =

JRE 1 3 1

 

MQD =

MessageQueueDirector

 

ODD =

CORBAサービスディベロップメントツール

 

ODS =

CORBAサービス

 

OTS =

データベース連携サービス

 

PORB =

Portable-ORB

 

Servlet =

Servletサービス

 

SMEE =

セキュア通信サービス

 

SOAP =

SOAPサービス

 

SSOaz =

シングル・サインオン(業務サーバ)

 

SSOac =

シングル・サインオン(認証サーバ)

 

SSOsv =

シングル・サインオン(リポジトリサーバ)

 

TD =

コンポーネントトランザクションサービス

 

TRD =

負荷計測エージェント

 

UDDICL =

UDDI Client

 

UDDIS =

UDDIレジストリサービス

 

WebGateway =

HTMLページ編集サービス

 

SetUpType

 インストール先フォルダを指定します。すでにインストールされている場合、既存のインストール先フォルダになります。

Install_Dir =

Interstageのインストール先フォルダを指定します。
省略できません。

 

APW_Dir =

JAVA実行環境サーバパッケージのインストール先フォルダを指定します。
省略時は、“システムドライブ:\APW”を採用します。

 

MQD_Dir =

MessageQueueDirectorのインストール先フォルダを指定します。NTFS以外のフォルダは指定できません。
省略時は、“Interstageのインストール先フォルダ\MessageQueueDirector”を採用します。

 

J2EE_Dir =

J2EE資源の共通フォルダを指定します。
省略時は、“Interstageのインストール先フォルダ\J2EE\var\deployment”を採用します。

 

REBOOT =

マシンの再起動実施確認画面の表示有無を指定します。
 “Yes”:再起動画面を表示します。
 “Yes”以外:再起動画面を表示しません。インストール後、再起動を行ってください。
 省略時は、再起動画面を表示しません。

 

Port_No

ポート番号を指定します。[Install_Compo]で選択しなかった機能のポート番号は無視されます。すでにインストールされている場合、既存のポート番号になります。ポート番号の重複および使用中チェックを行いません。インストール後、必要に応じて修正してください。

APACHE =

ApacheベースのWWWサーバのポート番号を指定します。
省略時は、81を採用します。

 

GUI =

Interstage運用操作ツールのポート番号を指定します。
省略時は、12000を採用する。

 

IPP =

WWWサーバのポート番号を指定します。
省略時は、80を採用する。

 

imageserver.txtの例

[Install_Info]
  Install_Func=Server
[Install_Compo]
  APACHE=on
  EBMS=on
  EJB=on
  ES=on
  GUI=on
  INFODIRS=on
  IPP=on
  JDK131=on
  JMS=on
  JRE131=
  MQD=on
  ODD=on
  ODS=on
  OTS=on
  PORB=on
  Servlet=on
  SMEE=on
  SOAP=on
  SSOaz=on
  SSOac=on
  SSOsv=on
  TD=on
  TRD=on
  UDDICL=on
  UDDIS=on
  WebGateway=on
[SetUpType]
  Install_Dir=C:\Interstage\
  APW_Dir=C:\APW\
  MQD_Dir=C:\Interstage\MessageQueueDirector\
  J2EE_Dir=C:\Interstage\J2EE\var\deployment
  REBOOT=Yes
[Port_No]
  APACHE=81
  IPP=80
  GUI=12000


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2003