Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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第3章 資源

3.2 運用時に必要なディスク容量

 Standard EditionおよびEnterprise Editionの運用時に必要なディスク容は次のとおりです。



項番

使用するフォルダ

ディスク容量
(単位Mバイト)

運用内容

1

WWWサーバ(InfoProvider Pro)のアクセスログ格納フォルダ

WWWブラウザからのアクセス回数×0.00016

WWWサーバ(InfoProvider Pro)のアクセスログ採取時。

2

CORBAサービスのインストールフォルダ

0.1以上

CORBAサービス運用時。
インプリメンテーション情報、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリのデータサイズに依存します。

3

CORBAサービスのインストールフォルダ配下のvarフォルダ

18(デフォルト時の最大サイズ) (注1)

CORBAサービスのログ採取機能を使用している場合。

2以上 (注2)

CORBAサービスの内部ログ採取時(プレインストール型Javaライブラリ以外)。

4

ユーザの作業ディレクトリ(JVMのシステムプロパティのuser.dirの指定する位置)

(注3)

CORBAサービス(プレインストール型Javaライブラリ)の内部ログ採取時。

5

Portable-ORBのインストールフォルダ (注4)

porbeditenvコマンドで“ログ情報を採取”を指定した場合、設定した“ログファイルサイズ”×2×動作するアプリケーション/アプレット数

Portable-ORBのログ採取時。

6

Interstage動作環境定義ファイルの“TD path for system"で指定したフォルダ (注5)

2以上

Interstageの動作環境作成時。

7

システムテンポラリフォルダ

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。

COBOL Webサブルーチン運用時。

8

データベース連携サービスのログファイル格納フォルダ

トランザクション数×0.008+0.001

データベース連携サービス運用時。

9

データベース連携サービスのトレースログファイル格納フォルダ

運用環境のOTS_TRACE_SIZE×0.001

データベース連携サービス運用時。

10

データベース連携サービスのリソース管理トレースログファイル格納フォルダ

運用環境の
RESOUCE_TRACE_SIZE×0.001

データベース連携サービス運用時。

11

データベース連携サービスのリカバリトレースログファイル格納フォルダ

運用環境のRECOVERY_TRACE_SIZE×0.001

データベース連携サービス運用時。

12

データベース連携サービスの監視プロセストレースログファイル格納フォルダ

運用環境のOBSERVE_TRACE_SIZE×0.001

データベース連携サービス運用時。

13

データベース連携サービスのリソース定義ファイル格納ファルダ

登録したリソース定義ファイル数×0.001

データベース連携サービス運用時。

14

イベントサービスのインストールフォルダ配下のetcフォルダ

0.1以上

イベントサービスの運用時。

15

イベントサービスのインストールフォルダ配下のvarフォルダ

57以上 (注6)

イベントサービスの運用時。

16

イベントサービスのユニット定義ファイルの“trandir”、“sysdir”および“userdir”で指定したフォルダ

38×イベントサービスで作成したユニット数以上 (注7)

ノーティフィケーションサービスの不揮発チャネル運用時。

17

コンポーネントトランザクションサービスの認証オブジェクトのログトレース格納フォルダ

10

認証オブジェクトのログトレース採取時。

18

EJBサービスのコンソールファイル

0.3

EJBサービスの運用時。

19

Interstage運用操作ツールログファイル

5以上

Interstage運用操作ツール運用時。

20

Interstage運用操作ツールのワークユニット定義バックアップフォルダ

Interstage運用操作ツールより新規作成または変更したワークユニット数 × ワークユニット定義のサイズ (注8)

Interstage運用操作ツールからのワークユニット定義新規作成または変更時。

21

Servletサービスのインストールフォルダ配下のlogフォルダ

2

Servletサービス運用時。

22

Servletサービスのサーブレット・ゲートウェイのログ格納フォルダ

2

Servletサービス運用時。

23

Servletサービスのサーブレット・コンテナのログ格納フォルダ

0.1以上

サーブレット・コンテナのログ採取時。

24

Servletサービス(OperationManagement)のインストールフォルダ配下のlogフォルダ

2

Servletサービス(OperationManagement)運用時。

25

Servletサービス(OperationManagement)のサーブレット・ゲートウェイのログ格納フォルダ

2

Servletサービス(OperationManagement)運用時。

26

Servletサービス(OperationManagement)のサーブレット・コンテナのログ格納フォルダ

0.1以上

サーブレット・コンテナ(OperationManagement)のログ採取時。

27

セション情報管理機能のログ

0.5

セション情報管理機能使用時

28

COBOL Webサブルーチンの環境変数“@CBR_CGI_LOGFILE”または“@CBR_EXTCGI_LOGFILE”で指定したログ情報ファイル格納フォルダ

0.1以上
環境変数“@CBR_CGI_SEVERITY”または“@CBR_EXTCGI_SEVERITY”の指定値(重要度)によってサイズが変化します。

COBOL Webサブルーチンの環境変数“@CBR_CGI_LOGFILE”または“@CBR_EXTCGI_LOGFILE”指定時。

29

COBOL Webサブルーチンのファイルアップロード機能で指定したアップロードファイル格納フォルダ

クライアント(WWWブラウザ)からアップロードされるファイルサイズ

COBOL Webサブルーチンのファイルアップロード機能使用時。

30

SOAPサービスのインストールフォルダ配下のetcフォルダ

データ変換サーバント登録数×0.00016 以上
+送達保証機能メッセージ(注14)

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ運用時および送達保証機能利用時。

31

SOAPサービスのインストールフォルダ配下のlogフォルダ

2

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ運用時。

32

SOAPサービスのインストールフォルダ配下のconfフォルダ

クライアント認証を行う場合 0.024
クライアント認証を行わない場合 0.020
+高信頼性機能設定ファイル(注15)

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイまたはWebサービスを、SSLを使用して運用する場合および高信頼性Webサービス機能を使用する場合。

33

SOAPサービスのWebサービス機能などで使用する鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)と証明書格納するファイル(キーストア)を格納先に指定したフォルダ

0.002×登録するサイト証明書および証明書発行局(CA)の証明書の合計数

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイまたはWebサービスを、SSLを使用して運用する場合および高信頼性Webサービス機能を使用する場合。

34

CORBA/SOAPサーバゲートウェイの格納先

IDL数×0.01 以上 (注9)

CORBA/SOAPサーバゲートウェイ運用時。

35

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの格納先

IDL数×0.01 以上 (注10)

CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ運用時。

36

Servletサービスのインストールフォルダ配下のlogフォルダ

2 (注11)

SOAPサービス運用時。

37

ApacheベースのWWWサーバ(Interstage HTTP Server)のアクセスログ格納フォルダ

WWWブラウザからのアクセス回数×0.00016

ApacheベースのWWWサーバ(Interstage HTTP Server)のアクセスログ採取時。

38

HTMLページ編集サービスのマルチメディアファイル格納フォルダ

運用内容により必要とするサイズを検討してください。 (注12)

HTMLページ編集サービス運用時。

39

HTMLページ編集サービスのアクセスログ格納フォルダ

WWWブラウザからのアクセス回数×(0.00007+HTMLフォームデータサイズ)

HTMLページ編集サービス運用時。

40

HTMLページ編集サービスのエラーログ格納フォルダ

HTMLページ編集サービスが出力するエラー回数×0.00016

HTMLページ編集サービス運用時。

41

運用の内容により、必要とするサイズを検討してください。 (注13)

ebXML Message Serviceの運用時。

42

ebXML Message Service のインストールフォルダ\ebms\EBMS001\var\trace

25

ebXML Message Serviceの通信ログ。

43

UDDIレジストリサービスのインストールフォルダ配下のvarフォルダ

20 (注16)

UDDIレジストリサービス運用時。

44

UDDIレジストリサービス用DSA格納フォルダ

80MB×8+情報登録ディスク容量

UDDIレジストリサービス運用時。

45

InfoDirectoryのDSA格納先フォルダ

ログサイズ+エントリ登録ディスク容量= 80×8+2×n+0.4
(nの単位は1000エントリです。また、1エントリはLDIFで記述したときのサイズが388byteの場合です)
(注17)

InfoDirectoryサーバのデフォルトプロセスを使用する場合。

46

InfoDirectory管理ツールエージェントのログ格納フォルダ

0.1以上(注18)

InfoDirectory管理ツールエージェントを使用する場合。

47

InfoDirectory管理ツールクライアントのログ格納フォルダ

0.1以上(注19)

InfoDirectory管理ツールクライアントを使用する場合。

48

Interstage JMSの定義情報の格納フォルダ(デフォルト:Interstage JMSのインストールフォルダ配下のetcフォルダ)

0.01+(durable Subscriber数×0.002)

Interstage JMSの運用時。

49

Interstage JMSのコンソールファイルの格納フォルダ(デフォルト:Interstage JMSのインストールフォルダ配下のvarフォルダ)

0.2以上

Interstage JMSの運用時。

50

Interstage シングル・サインオンのアクセスログ格納フォルダ

2(注20)

Interstage シングル・サインオンのアクセスログ採取時。

注1)
 CORBAサービスのログ採取機能を使用している場合、最大で以下のディスク容量を使用します。(各パラメタはconfigファイルで定義)
  access_log_size×2 + error_log_size×2 + process_log_size×2
 ログ採取機能については“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“ログ採取機能”を、上記パラメタについては“チューニングガイド”の“config”(CORBAサービス)を参照してください。
注2)
 必要なディスク容量は、(max_processes(*)+2)×log_file_size(*)×2の値(バイト単位)になります(*:CORBAサービスのインストールフォルダ\etc\configファイルのパラメタ)。採取されるログファイルはlog、log.old以外にサーバアプリケーションごとに"appNNNN.log"、"appNNNN.old"(NNNNは英数字)の名前で採取されます。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
 自ホストでネーミングサービス、インタフェースリポジトリを動作させる場合には、それぞれ、4Mバイト、32Mバイトの領域が必要です。
注3)
 必要なディスク容量は、log_file_size(*)の値(バイト単位)になります(*:CORBAサービスのインストールフォルダ\etc\configファイルのパラメタ)。アプリケーションごとにJVxxxxxxxxxx.log/JVxxxxxxxxxx.old(xxxxxxxxxxは一意の数字)の名前で採取されます。なお、ログファイルは、不要になった時点で、削除してください。
注4)
 アプレットとして動作する場合は、アプレットが動作するクライアントマシン上のローカルディスクに、porbeditenvコマンドで“ログ格納ディレクトリ”として指定したディレクトリとなります。
注5)
 デフォルトフォルダは、“コンポーネントトランザクションサービスのインストールフォルダ\var\td001"です。
注6)
 essetcnfコマンドの-s -logsizeオプションの指定値×2(Kバイト)を加算してください。
注7)
 各ユニット定義ファイルの“syssize”および“usersize”が、各ユニット定義ファイルの“sysdir”および“userdir”で指定したフォルダに必要です。各ユニット定義ファイルの“trandir”で指定したフォルダに、38以上必要です。
注8)
 ワークユニット定義のサイズは、0.02〜2Mバイトです。ワークユニット定義の登録内容によりサイズが異なります。
注9)
 見積もり式は以下のとおりです。
全IDL中のメソッド数×0.001+全IDL中のパラメタ数×0.0008+全IDL中のユーザ定義型数×0.001+IDL数×0.01 以上
注10)
 見積もり式は以下のとおりです。
全IDL中のメソッド数×0.001+全IDL中のパラメタ数×0.0006+全IDL中のユーザ定義型数×0.0005+IDL数×0.01 以上
注11)
 本資源は、Servletサービス運用時に同フォルダで使用する資源と共通であり、両者を合わせて2Mバイトです。
注12)
 ディスク容量の見積もり式は以下のとおりです。
 ディスク容量=セション数×テンプレートHTMLで使用するマルチメディアファイルのサイズの合計
 なお、運用時に作成されたファイルは、セション終了時には、削除されます。
注13)
 詳細は“ebXML Message Service ユーザーズガイド”3章 環境作成を参照してください。
注14)
ディスク容量=(メッセージ最大サイズ+0.001(署名オプション有り:+0.006))×最大格納メッセージ数×メッセージ種別数×送受信先数
 最大格納メッセージ数は、メッセージを削除するユーザアプリケーションの機能により異なります。
注15)
 ディスク容量=0.001×(署名設定数+検証設定数)+0.0005×(暗号化設定数+復号化設定数)+0.001×送達保証メッセージ種別数×送達保証送受信先数
注16)
 デフォルト設定でのログ出力で利用するディスク容量です。
 ログの設定は、UDDIレジストリサービス環境設定ファイルで変更できます。
 詳細は、“UDDIサービスユーザーズガイド”をご覧ください。
注17)
 長時間にわたり、連続して更新系の操作を行う場合、「DSA格納先フォルダ\Ulogs」配下のディスク使用量が大きくなります。このような操作が想定される場合は、十分なディスク容量をご用意ください。
また、ディスク容量が圧迫され支障が生じる場合は、InfoDirectory使用手引書 DSAデータベースのバックアップ手順にしたがって、「DSAの格納先フォルダ\Ulogs」配下のファイルを削除してください。
注18)
 ディスクの空き容量がない場合、ログ格納フォルダcomet配下のアーカイブログの日付が古いものから削除してください。
注19)
 ディスクの空き容量がない場合、ログ格納フォルダ配下の不要なログを削除してください。
注20)
 リポジトリサーバ/認証サーバ/業務サーバの各サーバにおいて、デフォルト設定でアクセスログを採取する場合のディスク容量です。採取するアクセスログのサイズについては、各サーバの定義ファイルの設定にて変更することができます。詳細については、”シングル・サインオン運用ガイド”を参照してください。

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