Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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目次
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1.2.1.5 注意事項
簡易インストール実行時の注意事項を、以下に説明します。
<基本的な注意事項>
- Interstageはシステム環境変数のPATH変数に以下のパスを追加します。不要なパスが設定されている場合は削除してください(システム環境変数のPATH変数の有効長を超える場合、パスは設定されません)。
PATH=C:\INTERSTAGE\ODWIN\bin; (注1)
C:\INTERSTAGE\td\bin; (注2)
C:\INTERSTAGE\Extp\bin; (注2)
C:\INTERSTAGE\eswin\bin; (注3)
%FJIIOPPATH%; (注4)
C:\INTERSTAGE\ID\Dir\bin; (注5)
C:\INTERSTAGE\ID\Dir\sdk\c\bin; (注5)
C:\INTERSTAGE\ID\Dir\sdk\c\lib\dynamic; (注5)
C:\INTERSTAGE\ID\Mgr; (注6)
C:\INTERSTAGE\jms\bin; (注7)
C:\Interstage\F3FMsoap\bin; (注8)
注1)CORBAサービスインストール時に設定されます。
注2)コンポーネントトランザクションサービスインストール時に設定されます。
注3)イベントサービスインストール時に設定されます。
注4)EJBサービスインストール時に設定されます。
注5)InfoDirectoryディレクトリサービスインストール時に設定されます。
注6)InfoDirectory管理ツールインストール時に設定されます。
注7)Interstage JMSインストール時に設定されます。
注8)SOAPサービスインストール時に設定されます。
- Interstageのクライアント機能がインストールされている場合、Interstageのサーバ機能はインストールできません。
- Interstageのインストールにはインストール容量以外に、作業域として環境変数TEMPに指定されたフォルダに15Mバイト程度の空きが必要です。TEMPフォルダに15Mバイト以上の作業域があることを確認してください。作業域が不足している場合、インストールに失敗します。インストールが失敗した場合は、インストーラを終了し、作業域を確保したあとインストールを再実施してください。
- Interstageをインストールする際に、Interstageが利用する資源を使用しているとインストール作業に失敗する場合があります(例:イベントビューアなど)。インストール作業を行う場合はすべてのWindows(R)上のアプリケーションを終了させてからインストールを実施してください。
<コンポーネントトランザクションサービスを使用する場合の注意事項>
- Interstageに含まれるEXTPは、以下に示す他製品からも使用されます。
− COMMERCESTAGE
− InfoCA V1.0L10
− Systemwalker/PkiMGR V10.0L10
これらの製品とInterstageを同一マシン上で運用する場合、“EXTPをインストールする時の注意事項”にある作業が必要となりますので、参照してください。
<InfoDirectoryを使用する場合の注意事項>
- InfoDirectory V1.0、またはSystemwalker InfoDirectory V10.0がインストールされている場合は、InfoDirectoryディレクトリサービスをアンインストールしてください。
- TeamWARE Officeがインストールされている場合は、TeamWARE Officeをアンインストールしてください。TeamWARE Officeのアンインストール後、InfoDirectoryディレクトリサービスをインストールする前に環境変数(IDDSA_PATH)を削除してください。
- InfoDirectoryディレクトリサービスは、Systemwalker InfoDirectory V10.0と共存できません。Systemwalker InfoDirectoryがインストールされている場合は、InfoDirectoryディレクトリサービスをインストールする前にSystemwalker InfoDirectoryをアンインストールしてください。
- InfoDirectoryディレクトリサービスと下記バージョンのTeamWARE Officeを新規に同一マシンにインストールする場合、TeamWARE Officeのインストールに"-(R)"オプションを指定してインストールしてください。"-(R)"を指定しない場合、InfoDirectoryディレクトリサービスと共存できません。詳細はTeamWARE Officeのインストールガイドを参照してください。
TeamWARE Office 200X V1.0L20
TeamWARE Office 200X V1.0L10
TeamWARE Office V5.3L13
TeamWARE Office V5.3L12
TeamWARE Office V5.3L11
- インストール済みのTeamWARE OfficeとInfoDirectoryディレクトリサービスの共存ができない場合、Interstage Application Server V5.0L10のインストール中に“サービスのオープンに失敗しました。(OpenService:1060)”というエラーメッセージが表示されます。
- 他ディレクトリサービス(Netscape Directory Serverなど)が同一マシンにインストールされている場合は、LDAPのポート番号が同じにならないようにしてください。
<Interstage Traffic Director/Network AccessDirectorを使用する場合の注意事項>
- Interstage Traffic Director V3.0L20以前およびNetwork AccessDirector V1.1L30以前のサーバ負荷計測エージェントがインストールされている場合は、各製品のマニュアルを参照の上、アンインストールを行った後にインストールを行ってください。
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