Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−

1.1.2.1 簡易インストール

　Interstage Application ServerによりJ2EEを簡易に運用する場合の導入方法として、簡易インストールがあります。
　以下のような場合に、簡易インストールをおすすめします。

• J2EEの機能を、簡単に使用したい場合
• 比較的小規模なシステムを構築する場合（想定クライアント数：100、同時接続クライアント数：30）

　簡易インストール時に、自動セットアップを選択すれば、Interstage Application Serverの標準的な機能をインストールし、すぐに運用を開始することができます。
　また、インストール時にJ2EE（EJB、Servlet）のサンプルアプリケーションが登録されます。サンプルアプリケーションを使用することにより、運用方法や、アプリケーションの作成方法を理解することができます。
　簡易インストールが完了した後は、Interstage運用操作ツールを使用することで、簡易な操作で運用できます。
　サーバ機能の簡易インストールについては、“簡易インストール”を参照してください。

＜簡易インストールで使用できる機能＞

　簡易インストールにより、以下の機能がインストールされ、使用できます。

• J2EE
• Interstage EJBサービス
• Servletサービス
• Interstage JMS （*）
• WWWサーバ（InfoProvider Pro）
• Interstage運用操作ツール
• InfoDirectory ディレクトリサービス
• CORBAサービス
• CORBAサービスディベロップメントツール
• データベース連携サービス（*）
• Portable-ORB
• コンポーネントトランザクションサービス
• イベントサービス
• ノーティフィケーションサービス（*）
• SOAPサービス
• セキュア通信サービス
• Fujitsu XMLプロセッサ
• JDK 1.3.1

(*)Interstage Application Server Enterprise Editionでのみ使用できる機能です。

　簡易インストールおよび自動セットアップの実行後でも、上書きインストールを行うことにより、他のコンポーネントを追加インストールできます。