Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第2章 トラブル対処の事例> 2.2 開発時の異常

2.2.2 検索時の異常

検索結果の文字ば

【現象】

ShunsakuのJava APIで検索を行い、結果をブラウザで表示すると、“―”として登録した文字が“!)”などに文字ばけする。

【確認方法】

〜, *, −, ¢, £, ¬などの文字が文字ばけする場合、本現象が発生していると判断できます。

【原因】

Shunsakuに取り込むXML文書の文字コードにUTF-8を設定し、システム用動作環境ファイルのCharacterCodeパラメタにEUCを設定している可能性があります。

ShunsakuのJava APIでは、UTF-8からEUCへの文字のコード変換をJavaが提供しているコード変換機能を使用して行います。

しかし、このコード変換機能では、すべてのUTF-8の文字をEUCの文字に変換することができません。そのため、ShunsakuのJava APIでデータを取り込んだときに、特定の文字で文字ばけが発生した状態でShunsakuにデータが取り込まれており、検索したときにも文字ばけした状態で、検索結果が出力されています。

【事前に問題を回避する方法】

Shunsakuに取り込むXML文書の文字コードと、動作環境ファイルのCharacterCodeパラメタで指定する文字コードを統一してください。

UTF-8を推奨します。

【問題発生時の対処方法】

ありません。


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