Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -

8.4.1 PRIMECLUSTERの事前設定

Shunsakuの環境構築を行う前に、PRIMECLUSTERのインストールから環境設定までの作業を行います。

PRIMECLUSTERの詳細は、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

■共用ディスクの設定

Shunsakuでは、ディレクタサーバのフェイルオーバ機能を使用するため、ディレクタデータファイルおよびオペレーションログファイルの配置先を共用ディスクとします。
Shunsakuの環境設定前に、共用ディスクをGDSリソースに登録し、Shunsakuから共用ディスクがファイルシステムとして使用できるようにしてください。

共用ディスクの設定の詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”のGDSの初期設定を参照してください。

■引継ぎIPアドレスの設定

Shunsakuでは、アプリケーション、conductor、director、sorterおよびsearcher間の接続として、引継ぎIPアドレスを使用します。Shunsakuの環境設定前に、使用する引継ぎIPアドレスを決定してください。
GLSの“IPアドレス引継ぎ”による引継ぎIPアドレスを使用する場合は、使用する引継ぎIPアドレスの決定後、GLSの初期設定を行ってください。

GLSの初期設定についての詳細は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”のGLSの初期設定を参照してください。