Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 HA機能> 8.3 MSCSを使用したディレクタサーバのフェイルオーバ

8.3.5 リソースの作成

Shunsakuのサービスをリソースとして作成します。
Shunsakuは、汎用サービスのリソースとして作成します。
conductor、sorterおよびdirectorのリソースを以下の手順でそれぞれ作成します。
なお、conductorのリソースの作成は、sorterおよびdirectorのリソースを作成したあとに行ってください。

  1. クラスタサービスを開始します。
    [コントロールパネル]−[管理ツール]−[サービス]から、“Cluster Service”を選択し、クラスタサービスを開始します。

  2. クラスタアドミニストレータを起動します。
    [コントロールパネル]−[管理ツール]から、“クラスタアドミニストレータ”を選択します。

  3. 新規リソースを作成します。
    クラスタアドミニストレータから、新規リソースを作成します。

    リソースを作成するための各画面に表示される項目名、その設定値および設定後の操作を、以下に示します。

    画面名

    項目名

    設定値

    新しいリソース

    名前

    以下のいずれかを設定します。

    • conductor識別子
    • sorter識別子
    • director識別子

    リソースの種類

    “汎用サービス”を指定します。

    グループ

    作成する全リソースで同一グループを選択してください。

    実行可能な所有者

    利用可能なノード

    運用サーバと待機サーバのノードを設定します。

    依存関係

    リソースの依存関係

    “IPアドレス”、“ネットワーク名”および“共有ディスク”を追加します。
    conductorのリソースを作成する場合は、リソースの依存関係にdirectorのリソースおよびsorterのリソースをすべて設定してください。
    これにより、directorおよびsorterが起動後、conductorが起動されるようになります。

    汎用サービスパラメタ

    サービス名

    以下のいずれかを設定します。

    • conductorの場合
      “shuncsvc_shunsakuシステム名_conductor識別子”
    • sorterの場合
      “shunosvc_shunsakuシステム名_sorter識別子”
    • directorの場合
      “shundsvc_shunsakuシステム名_director識別子”

    レジストリの複製

    レジストリキー

    クラスタアドミニストレータ

    クラスタアドミニストレータリソースの「プロパティ」の詳細設定タブ

    再開しない/再開する

    “再開する”を選択します。

    グループに適用する

    チェックします。

    しきい値

    “0”を指定します。

    期間

    この値は、ノードが切り替わってから、Shunsakuの起動が完了するまでの待ち時間になります。
    設定した秒数以内に起動が完了しない場合、障害が発生したとみなされます。
    利用者の環境において、クラスタアプリケーションの起動確認テストで起動時間を測定し、適切な値を設定してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006