Interstage Application Server インストールガイド −Solaris(TM) オペレーティングシステム − |
目次
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第1章 インストール |
インストール後の作業について以下に説明します。
Interstageの運用に必要な環境変数を設定します。
Interstageでは、環境変数の設定を行う支援ツールとして、以下のシェルスクリプトを提供しています。
支援ツールを使用して環境変数の設定を行う方法を以下に示します。
運用を行う各端末において、ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行します。
. /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh |
運用を行う各端末において、sourceコマンドを使用してsetISASEnv.cshを実行します。
source /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh |
各支援ツールの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。
以下の場合には、インストール後にJ2EEのJava環境の設定をしてください。
環境設定については、“J2EE ユーザーズガイド”の“動作環境のカスタマイズと確認”を参照してください
Web Package機能のインストール時に、Servletサービスに関する以下のメッセージが出力された場合の対処について説明します。
Could not make the Servlet Service environment default settings.
上記の場合、IJServerとWebサーバをそれぞれ別のサーバマシンに分離して運用するための初期設定ができませんでした。
必要に応じて、Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドから設定してください。
詳細は、“J2EE ユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションの運用”−“Servletサービスの運用準備”−“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。
EJBサービスを使用する際には、以下のシステムパラメタのチューニングを行ってください。
項番 |
チューニングが必要なシステムパラメタの種類 |
EJBサービスの動作に必要な値 |
---|---|---|
1 |
msginfo_msgmni |
2以上の値を既存のmsginfo_msgmniの値に加算してください。msginfo_msgmniが未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 |
2 |
msginfo_msgmax |
既存の値が2048よりも小さい場合には、2048以上の値を設定してください。msginfo_msgmax値が未定義の場合には、4096以上の値を設定してください。 |
3 |
msginfo_msgmnb |
既存の値が4096よりも小さい場合には、4096以上の値を設定してください。msginfo_msgmnb値が未定義の場合には、4096以上の値を設定してください。 |
4 |
msginfo_msgtql |
512以上の値を既存のmsginfo_msgtqlの値に加算してください。msginfo_msgmniが未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。 |
管理サーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルがRCプロシジャに登録されないため、Solaris システムをリブートしても自動起動されません。管理サーバ機能でWebサーバ(Interstage HTTP Server)を自動起動する場合は、以下のシェルを実行し、起動シェルをRCプロシジャに登録してください。
/opt/FJSVihs/bin/install/ihsautosetup.sh
なお、アプリケーションサーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルはRCプロシジャに登録され、自動起動されます。
ポータル機能を利用するには、インストール後さらにセットアップが必要です。
以下のシェルを実行してください。
/opt/FJSVispw/WEB-INF/setup/pwsetup.sh
(注)
ポータル機能のサンプルロールにフレームワークのサンプルを表示する場合は、ポータル機能のセットアップ前にフレームワークのサンプルアプリケーションの実行が必要です。
Interstage ContentbizもしくはInterstage Contentbiz Repositoryとポータル機能を同一マシンで運用することはできません。
以下の対話処理を行ってください。
1 ポータル機能では、利用者ごとにWeb画面の統合とパーソナライズ環境を提供します。そのため利用者がポータル機能を利用する際に利用者の認証が必要となります。ここでは、使用するユーザ認証システムを選択します。(注1) |
注1)認証方式には2つのパターンがあります。
ポータル機能を使用するためには以下の処理を行ってください。
セットアップ後の環境設定については、"Interstage Portalworks 管理者ガイド"の"初期設定作業"を参照してください。
ポータル機能インストール後にInterstage HTTP Serverをインストールした場合は、"Interstage Portalworks 管理者ガイド"の"Webサーバのホスト名とポート番号を変更した場合の留意事項"を参照し、ホスト名とポート番号の変更を行ってください。
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