Interstage Application Server インストールガイド −Solaris(TM) オペレーティングシステム −
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第1章 インストール> 1.7 Web Package機能のインストール

1.7.1 install.shシェルによるインストール

 Web Package機能のインストール作業について説明します。

 マルチユーザモードでインストールしてください。マルチユーザモードでインストールする場合は、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認のうえ、行ってください。
 以下の手順でインストールしてください。

1) install.shシェルの実行

 本ソフトウェアをインストールします。サーバパッケージCD2枚目を挿入し、任意のディレクトリ上からCD-ROMに格納されているinstall.shにCD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。また、CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。


# cd / <RETURN>
# /cdrom/cdrom0/install.sh /cdrom/cdrom0<RETURN>

注意)
・install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。
・空白を含むパスにはインストールできません。
・すでにInterstage Application Serverを構成するパッケージがインストール済みの場合、Web Package機能のインストールを実行することはできません。

 以下の対話処理を行ってください。

1 インストールするサーバタイプを入力してください。Web Package機能は3<RETURN>を入力してください。

注)すでにInterstage Application Serverのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力せず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。

+----------------------------------------------------------+
| Interstage Application Server Enterprise Edition 8.0     |
|                                                          |
|           All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU 2006 |
+----------------------------------------------------------+

インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能,3: Web Package機能)[1,2,3,q]:

2 パッケージの格納ディレクトリを入力してください。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。

インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]:
定義ファイルディレクトリを指定してください。(省略: /etc/opt) [?,q]:
テンポラリファイルディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt) [?,q]:

注)
・省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、また、指定したパスがディレクトリであることを確認してください。
・ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。

3 ポート番号を入力してください。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。

Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:
Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:

4 Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信の使用について入力してください。使用しない場合は<RETURN>を入力してください。

Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: n) [y,n,q]:

5 Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。インストールする場合は<RETURN>を入力してください。

Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:

6 表示された情報でインストールを開始する場合はy <RETURN>を入力してください。

インストール情報:
    インストールパッケージ:
      FJSVisas FSUNod FSUNtd FSUNextp FJSVjdk14 FJSVirepc FJSVxmlpc
FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb
FJSVj2ee FJSVjs4 FJSVsvmon FJSVisgui

インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用しない Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JRE Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 インストールを開始しますか? [y,q]:

2) サーバパッケージCD3枚目、CD4枚目への切り替え

 インストール中にサーバパッケージCD3枚目およびCD4枚目に切り替えを促すメッセージが表示されます。CDを入替えてから1<RETURN>を入力してください。


インストールディスク3枚目を設定してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]:

3) システムのリブート

 システムをリブートします。


# cd / <RETURN>
# /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 <RETURN>


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