Interstage Application Server 移行ガイド
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5.10.9 CORBAサービス資源ファイルの移入について
InterstageV7では、CORBAサービス資源ファイルの移入において、既存環境のインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの移入処理が変更されています。
- V6まで(変更前)
CORBAサービス資源ファイルを移入する際、インタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの格納先に、すでにインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースファイルが存在している場合は、エラーメッセージod16271を出力し、移入処理を中止します。
そのため、移入する前に、必ずインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの格納先に存在するインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースを削除しておく必要があります。
- V7以降(変更後)
CORBAサービス資源ファイルを移入する際、インタフェースリポジトリサービス資源のデータベースの格納先に、すでにインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースファイルが存在し、かつデータベースファイルが移入前のローカルホストのインタフェースリポジトリが使用しているファイルであった場合は、データベースファイルを削除して移入処理を続行します。データベースファイルが移入前のローカルホストのインタフェースリポジトリが使用しているファイルではなかった場合は、V6以前と同様にエラーメッセージod16271を出力し、移入処理を中止します。
したがって、移入前のローカルホストのインタフェースリポジトリを使用する環境に対して移入する場合、事前にインタフェースリポジトリサービス資源のデータベースを削除しておく必要はありません。
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