Interstage Application Server 移行ガイド |
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第4章 Interstage Application Server V7からの移行 | > 4.7 SOAPサービスの移行 |
J2EEのWebサービス機能の提供にともない、SOAPサービスを利用する場合の環境について以下の注意事項があります。
旧版では、SOAPサービスはInterstage Application Serverのインストールで、標準でインストールされていましたが、8.0からは、標準ではインストールされません。インストーラのメニューからSOAPサービスを明示的に選択してインストールしてください。
“SOAPサービス ユーザーズガイド”の“環境設定”を参照し、マニュアルに従って環境構築を行ってください。
旧版ではSOAPサービスのインストール時に、システム環境変数のCLASSPATHにSOAPサービスのライブラリが設定されていましたが、8.0以降でSOAPサービスをインストールしても設定されません。
SOAPサービスを使用する場合に、コマンドプロンプトなどで設定するか、SOAPサービスで動作するアプリケーションの起動バッチなどに記述してください。システム環境変数のCLASSPATHにSOAPサービスのライブラリを設定すると、J2EEのWebサービス機能の動作に悪影響を与えます(IJServer上で動作するアプリケーションの場合は、システム環境変数のCLASSPATHの影響を受けないため、問題ありません)。
Interstage Application Serverがインストールされた環境で、IJServer上ではないJavaプログラムで互換機能のクライアント側機能を利用する場合は、“SOAPサービス ユーザーズガイド”に従ってプログラムのクラスパスにissoap.jarなどを指定してください。
isws.jarは設定しないでください。
Windows(R)では、システム環境変数にisws.jarが設定されている場合があるので、注意してください。
SOAPサービスのCORBA/SOAPクライアントゲートウェイは、“SOAPサービス ユーザーズガイド”に従ってクラスパスにissoap.jarなどを指定してください。
isws.jarは設定しないでください。
Windows(R)では、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイは、システム環境変数を参照して動作します。システム環境変数のクラスパスにissoap.jarなどを指定してください。システム環境変数にisws.jarが設定されている場合、isws.jarの設定を削除する必要があります。なお、システム環境変数にisws.jarではなくissoap.jarなどのSOAPサービスのJARファイルを指定した場合、システム環境変数を参照している環境では、J2EEのWebサービス機能は利用できなくなります。
クライアントパッケージがインストールされた環境で、互換機能のクライアント側機能を利用する場合は、“SOAPサービス ユーザーズガイド”に従ってプログラムのクラスパスにissoap.jarなどを指定してください。
isws.jarは設定しないでください。
Windows(R)では、システム環境変数にisws.jarが設定されている場合があるので、注意してください。
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