Interstage Application Server 移行ガイド
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第2章 旧バージョン・レベルからの変更> 2.1 主な変更内容> 2.1.4 InfoDirectoryからSmart Repositoryへの移行

2.1.4.5 Java言語(JNDI)アプリケーションの移行

 Java言語(JNDI)アプリケーションの移行手順について説明します。

 InfoDirectoryで使用していたJNDIアプリケーションを移行する場合は、一部サポートされない機能がありますので、必要に応じて、アプリケーションを修正してください。

■サポートされないインタフェース

 以下の機能は、本製品では未サポートです。それぞれの対処に従ってアプリケーションを修正してください。

証明書ベースの認証

 Smart Repositoryでは証明書ベースの認証をサポートしていません。以下の環境プロパティで"external"を使用している場合は、簡易認証("simple")に修正してください。

java.naming.security.authentication(またはjavax.naming.Context.SECURITY_AUTHENTICATION)

 

リフェラル

 Smart Repositoryは、リフェラル機能をサポートしていません。リフェラルを含むメッセージは返却されないため、以下の環境プロパティを使用している場合は、環境プロパティを削除してください。

java.naming.referral(またはjavax.naming.Context.REFERRAL)

 

拡張コントロール

 Smart Repositoryは、拡張コントロール機能をサポートしていません。このため、“検索結果のページング処理”、または“検索結果のソート処理”を使用している場合は次の方法で修正してください。

エイリアス(別名参照)

 Smart Repositoryはエイリアスをサポートしていません。エイリアスを使用している場合は、アプリケーションの以下の環境プロパティを削除し、Smart Repositoryに同一エントリを複数登録することで対処してください。

java.naming.ldap.derefAliases

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