Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録A 旧バージョン互換コマンド

A.5 ejbinfoapfolder

名前

 ejbinfoapfolder − アプリケーション格納フォルダの情報表示

形式

 ejbinfoapfolder [-M システム名] [-l | EJBアプリケーション名]

機能説明

 アプリケーション格納フォルダの位置を表示します。
 以下に、出力される内容について説明します。

 

 path
 アプリケーション格納フォルダの位置を表示します。

 以下にejbinfoapfolderコマンドの引数を説明します。

-M システム名

 拡張システムに対する操作を行う場合は、システム名にiscreatesysコマンドで指定したシステム名を指定します。省略した場合は、デフォルトのシステム名が使用されます。

-l

 インストールされているEJBアプリケーションの一覧を表示します。
 以下に、出力される内容について説明します。

 path
  アプリケーション格納フォルダの位置を表示します。

 name
  EJBアプリケーションの名前を表示します。

 type
  EJBアプリケーションの形態/種別を表示します。

  種別
   EB:Enterprise Bean

  形態
   stateless:STATELESS Session
   stateful:STATEFUL Session
   BMP-entity:Bean-managed persistence Entity
   CMP-entity:Container-managed persistence Entity

   Message-Bean:Message-driven Bean

  ssl
   SSLを使用した暗号化通信の設定状態を表示します。
    ON : SSLを使用した暗号化通信に設定
    OFF : SSLを使用した暗号化通信に非設定
   以下の場合には、“---”を表示します。
     ・高速に呼び出されるBean
     ・RMI呼出しされるBean
     ・Interstage V2で作成したEJBアプリケーション

EJBアプリケーション名

 指定したEJBアプリケーションの詳細情報を表示します。
 以下に、出力される内容について説明します。

 path
  アプリケーション格納フォルダの位置を表示します。

 name
  EJBアプリケーションの名前を表示します。

 type
  EJBアプリケーションの形態/種別を表示します。

  種別
   EB:Enterprise Bean

  形態
   stateless:STATELESS Session
   stateful:STATEFUL Session
   BMP-entity:Bean-managed persistence Entity
   CMP-entity:Container-managed persistence Entity

   Message-Bean:Message-driven Bean

 ImplID
  インプリメンテーションリポジトリIDを表示します。
  高速に呼び出されるBeanおよび、RMI呼出しされるBeanの場合は、“---”を表示します。

 IntfID
  インタフェースリポジトリIDを表示します。
  高速に呼び出されるBeanおよび、RMI呼出しされるBeanの場合は、“…”を表示します。

 ssl
   SSLを使用した暗号化通信の設定状態を表示します。
    ON : SSLを使用した暗号化通信に設定
    OFF : SSLを使用した暗号化通信に非設定
   以下の場合には、“---”を表示します。
    ・高速に呼び出されるBean
    ・RMI呼出しされるBean
    ・Interstage V2で作成したEJBアプリケーション

 hostname
  TrafficDirectorを使用した負荷分散運用を行う場合のホスト名を表示します。
  負荷分散運用をしない場合は、“---”を表示します。

 port
  TrafficDirectorを使用した負荷分散運用を行う場合のポート番号を表示します。
  負荷分散運用をしない場合は、“---”を表示します。

 containername
  EJBコンテナにインストールされている場合に、EJBコンテナ名を表示します。
  EJBコンテナにインストールされていない場合は、“---”を表示します。

注意事項

使用例

(1)引数を指定しない場合

path: d:\app

path: /ejb/ejb001

(2)“-l”を指定した場合

path: d:\app

name type ssl
eb001 EB/stateless ON
eb002 EB/stateful OFF
entity01 EB/BMP-entity ON
entity02 EB/CMP-entity OFF

total 4 EJB application(s) entried

path: /ejb/ejb001

name type ssl
eb001 EB/stateless ON
eb002 EB/stateful OFF
entity01 EB/BMP-entity ON
entity02 EB/CMP-entity OFF

total 4 EJB application(s) entried

※Linuxの場合はsslの表示はありません。

(3)“EJBアプリケーション名”を指定した場合

path: d:\app

name: eb001
type: EB/stateless
ImplID:IDL:pkgSample/SampleHome:1.0
IntfID:RMI:pkgSample.SampleHome:0000000000000000
ssl:ON
hostname: ---
port: ---
containername: ---

path: /ejb/ejb001

name: eb001
type: EB/stateless
ImplID: IDL:pkgSample/SampleHome:1.0
IntfID: RMI:pkgSample.SampleHome:0000000000000000
ssl: ON
hostname: ---
port: ---
containername: ---

※Linuxの場合はsslの表示はありません。


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