Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
目次 索引 |
付録A 旧バージョン互換コマンド |
ejbdstarteb − EJBアプリケーションの起動
ejbdstarteb [-g] [-M システム名] [-s EJBコンテナ名 | EJBアプリケーション名]
EJBアプリケーションの起動を行います。
以下にejbdstartebコマンドの引数を説明します。
V5.0L10以前のApworksが提供するデバッガを利用して、EJBアプリケーションのデバッグを行う場合に指定します。
拡張システムに対する操作を行う場合は、システム名にiscreatesysコマンドで指定したシステム名を指定します。省略した場合は、デフォルトのシステム名が使用されます。
起動するEJBコンテナを指定します。
起動するEJBアプリケーション名を指定します。
FJEJB_JVM_MXは、EJBアプリケーションが使用するJavaVMのメモリ量を変更する場合に、EJBアプリケーション起動時に設定する環境変数です。
本環境変数には、16〜2047(単位はMバイト)の任意の数字(整数値)を設定してください。
なお、本環境変数を省略した場合は、JDK/JREのデフォルト値を使用します。
本環境変数に、16未満または2048以上の値が指定された場合には、エラーとなります。
本環境変数に、数字以外が指定された場合も、エラーとなります。
また、本環境変数を、JDK/JRE1.3または1.4系環境で使用する場合は、事前にJavaコマンドで、値が指定可能な範囲にあるか確認してください。確認方法は、以下のとおりです。
java -Xmx****m -version(****:FJEJB_JVM_MX環境変数に指定する値)
実行時に、バージョン情報が表示される場合は、指定できる値です。
以下に、FJEJB_JVM_MXの設定例を示します。
SET FJEJB_JVM_MX=16 |
(1) ボーンシェルを使用している場合
FJEJB_JVM_MX=16 |
(2)Cシェルを使用している場合
setenv FJEJB_JVM_MX 16 |
FJEJB_JVM_OPは、EJBアプリケーションが使用するJavaVMのオプションを変更する場合に、EJBアプリケーション起動時に設定する環境変数です。
本環境変数には、1024バイト以内の任意の文字列を設定してください。
本環境変数に、1024バイトを超える文字列が指定された場合には、エラーとなります。
設定するJavaVMのオプションについては、JDKのバージョンやオプションの内容を確認してから設定してください。
また、JDK1.3または1.4系環境でデバッグ起動する場合は、本環境変数に以下のオプションを指定しないでください。
以下に、FJEJB_JVM_OPの設定例を示します。
SET FJEJB_JVM_OP=-Xms1m |
(1) ボーンシェルを使用している場合
FJEJB_JVM_OP=-Xms1m |
(2)Cシェルを使用している場合
setenv FJEJB_JVM_OP -Xms1m |
“EMPLOYEE"というEJBコンテナを起動する場合の例を以下に記述します。
ejbdstarteb -s EMPLOYEE |
目次 索引 |