Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

28.38 tdbackupsys

名前

　tdbackupsys　−　コンポーネントトランザクションサービスの資源のバックアップ・移出

形式

　tdbackupsys　 [-M sysname] backupdir

機能説明

　tdbackupsys　コマンドは、コンポーネントトランザクションサービスの資源のバックアップ・移出を行います。

　以下に、tdbackupsys　コマンドの引数を説明します。

backupdir

　バックアップ資源の格納ディレクトリを指定します。

-M システム名

　バックアップ・移出対象の拡張システム名を指定します。省略した場合デフォルトシステムを指定したことになります。

注意事項

• 本コマンドは、管理者権限で実行してください。
• 本コマンドを実行する前に、必ずInterstageを停止してください。
• バックアップ資源の格納フォルダに、バックアップ資源格納に必要な空きディスク容量を確保してください。バックアップ資源の格納に必要なディスク量の見積り方法については、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“メンテナンス（資源のバックアップ）”の“バックアップ手順”または“資源移出手順”を参照してください。
• バックアップ・移出先にすでにコンポーネントトランザクションサービスの資源のバックアップを作成していないことを確認してください。
• バックアップ資源格納パスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時に“”（ダブルクォーテーション）で括って指定する必要があります。

使用例

　tdbackupsys　X:\Backup\

　tdbackupsys　/backup/