Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
目次 索引 |
第11部 保守編 | > 第28章 バックアップコマンド |
ischangesiteinfo − Interstageサイト情報の変更
ischangesiteinfo siteinfofile
ischangesiteinfoコマンドは、サイトの情報を変更します。
以下にischangesiteinfoコマンドの引数を説明します。
サイト情報定義ファイル名を指定することにより、サイト情報の定義を変更することができます。ファイル名に空白文字を使用する場合は、ファイル名を二重引用符で囲んでください。
サイト情報定義ファイルは以下のサイト情報を変更できます。
サイト情報の定義はセクションに分けて記述してください。
セクション |
設定値 |
---|---|
[ManageIP] |
管理LAN IPアドレス |
[BusinessIP] |
業務LAN IPアドレス |
[BusinessHost] |
業務LAN ホスト名 |
― 変更を行わない定義は省略可能です。セクション内に変更する定義がない場合はセクションごと省略してください。
管理LAN IPアドレス、業務LAN IPアドレスの定義変更は以下のように記述してください。
(変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス) : |
― IPv6は未サポートです。
― WebサーバのIPアドレス、およびバーチャルホストのIPアドレスを変更する場合はここに記述してください。
業務LANホスト名の定義変更は以下のように記述してください。
(変換前ホスト名) > (変換後ホスト名) : |
― 64文字以内の文字列を指定してください。
―ホスト名には、以下の文字を使用してください。
以下の文字で構成される64文字以内の英字から始まる文字列。
アルファベット大文字("A"〜"Z")
アルファベット小文字("a"〜"z")
数字("0"〜"9")
ハイフン("-")
ピリオド(".")
最後の文字に、マイナス記号(-)、またはピリオド(.)は設定できません。
64バイト以内の文字列
― Webサーバのホスト名、およびバーチャルホストのホスト名を変更する場合はここに記述してください。
―セクションに記述する“["、"]"は、半角を記述してください。
―半角ハッシュマーク(#)以降にコメントを記述してください。
―半角スペース、タブは、無視します。
例1)管理LAN、業務LANのIPアドレス/ホスト名を別々にしている場合
変更前のIPアドレス/ホスト名 変更後のIPアドレス/ホスト名
変更前の管理LAN IPアドレス |
変更後の管理LAN IPアドレス |
---|---|
192.168.0.1 |
200.168.0.1 |
192.168.0.2 |
200.168.0.2 |
変更前の業務LAN IPアドレス |
変更後の業務LAN IPアドレス |
---|---|
192.168.1.1 |
200.168.1.1 |
192.168.1.2 |
200.168.1.2 |
変更前の業務LAN ホスト名 |
変更後の業務LAN ホスト名 |
---|---|
host01 |
host11 |
host02 |
host12 |
サイト情報定義ファイル
# 管理LAN IPアドレスを記述します # 業務LAN IPアドレスを記述します # 業務LAN ホスト名を記述します |
例2)業務LAN IPアドレスのみ変更する場合
変更前のIPアドレス/ホスト名 変更後のIPアドレス/ホスト名
変更前の管理LAN IPアドレス |
変更後の管理LAN IPアドレス |
---|---|
192.168.0.1 |
192.168.0.1 |
192.168.0.2 |
192.168.0.2 |
変更前の業務LAN IPアドレス |
変更後の業務LAN IPアドレス |
---|---|
192.168.1.1 |
200.168.1.1 |
192.168.1.2 |
200.168.1.2 |
変更前の業務LAN ホスト名 |
変更後の業務LAN ホスト名 |
---|---|
host01 |
host11 |
host02 |
host12 |
サイト情報定義ファイル
# 業務LAN IPアドレスを記述します # 業務LAN ホスト名を記述します |
0 正常終了
1 警告終了
2以上 異常終了(エラー発生時に処理を中断し終了)
ischangesiteinfo C:\tmp\siteinfo_table |
ischangesiteinfo /tmp/siteinfo_table |
目次 索引 |