Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第8部 SSL環境設定編 | > 第25章 SSL環境設定コマンド |
maketoken −トークンの生成
maketoken [ -d Slot-directory ] -s SlotID [ -t TokenLabel ]
SSLライブラリとしてSMEE3を使用する場合、本コマンドを使用してください。
maketokenコマンドは、トークンを生成してスロットに組み込みます。
トークンに設定するSO-PIN、ユーザPINの入力を対話的に行います。
指定可能なオプションを以下に示します。
本コマンドの実行により、デバイスモデルがFLM03のトークンが生成されます。
起動中のアプリケーションプログラムにおいて、生成したトークンを有効にするためには、アプリケーションプログラム再起動が必要です。
スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。
指定したスロット情報ディレクトリが存在しない場合はエラーとなり、コマンドは異常終了します。
生成するトークンの組み込み先スロットをスロットID(SlotID)で指定します。
makeslotコマンドを実行したときに表示されたスロットIDを指定してください。
生成したトークンに設定するトークンラベル(TokenLabel)を、32文字以内で指定します。
トークンラベルは、トークンを識別するための文字列の情報です。
32文字に満たない場合は空白が埋められます。
空白文字を文字列の先頭に指定することはできません。
省略した場合は、Token+スロット番号の下位2桁(スロット番号が1の場合は、Token01)が指定されたものとみなします。
トークンラベルは、以下の文字セットから32文字以内で指定します。条件を満たさない文字列を指定した場合、コマンドは異常終了します。
SO-PIN、User-PINは、以下の文字セットから6〜128文字で指定します。
カテゴリ |
文字 |
---|---|
英字 |
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ |
数字 |
0123456789 |
記号 |
!"#%&'()*+,-./:;<=>?[\]^_{|}~ |
空白 |
' ' |
maketoken -d d:\sslenv\slot -s 1 -t token |
# maketoken -d /export/home/slot -s 1 -t token |
注1) makeslotコマンド実行時に入力した、スロットパスワードを入力します。表示はされません。
注2) トークンにSO-PIN(管理者のPIN)を設定するため、入力します。表示はされません。
注3) トークンにユーザPINを設定するため、入力します。表示はされません。
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