Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第8部 SSL環境設定編 | > 第25章 SSL環境設定コマンド |
makeslot − スロットの生成
makeslot [ -d Slot-directory ]
SSLライブラリとしてSMEE3を使用する場合、本コマンドを使用してください。
makeslotコマンドはスロットを生成します。
スロットに設定するスロットパスワードを対話形式で入力します。
設定したスロットパスワードは、トークンを生成して組み込みを行う際に必要となります。
スロットの生成に成功した場合、生成したスロットのスロットIDを出力します。スロットIDは、スロットを識別するための情報で、次に実行するmaketokenコマンドで指定します。なお、初めてスロットを作成したとき(本コマンドを実行したとき)は、スロットIDは1になります。
指定可能なオプションを以下に示します。
鍵を管理するslotを格納するディレクトリ名をフルパスで指定します。
省略可能ですが、必ず指定しアプリケーション固有のスロット情報ディレクトリを作成してください。
ここで指定したスロット情報ディレクトリは、maketoken、cmsetenvコマンドを実行するときにも指定してください。
スロットパスワードは、以下の文字セットから6〜128文字で指定します。条件を満たさない文字列を指定した場合、コマンドは異常終了します。
カテゴリ |
文字 |
---|---|
英字 |
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ |
数字 |
0123456789 |
記号 |
!"#%&'()*+,-./:;<=>?[\]^_{|}~ |
空白 |
' ' |
スロットパスワードは流出したり盗まれたりしないように管理してください。
また、名前や単語などの推測しやすい文字列や、すべて同じ文字を使用した文字列を設定しないようにしてください。英数字や記号を混在させた、できるだけ長い文字列を設定することを推奨します。
> makeslot -d d:\sslenv\slot |
# makeslot -d /export/home/slot |
注) 入力したスロットパスワードは表示されません。
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