Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第7部 シングル・サインオン運用編> 第24章 Smart Repository運用コマンド

24.9 irepmodtbl

名前

 irepmodtbl − リポジトリデータ格納用テーブル定義の変更

形式

 irepmodtbl

機能説明

 リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB(Symfoware Server))を使用するときに、リポジトリデータを格納するためのテーブルの定義を変更します。

 Smart RepositoryとSymfoware Serverを別々のマシンにインストールした場合、本コマンドの実行環境をSymfoware Serverをインストールしたマシンに作成する必要があります。また、Smart RepositoryとSymfoware Serverを同一マシンにインストールした場合でも、システム管理者以外のリポジトリ用データベース接続ユーザでテーブル定義を変更する場合は、本コマンドの実行環境を任意のディレクトリにコピーして作成する必要があります。

Smart Repositoryをインストールしたマシンの、以下のディレクトリにコマンド実行環境を圧縮したファイルがありますので、そのアーカイブファイルを、Symfoware Serverをインストールしたマシンへコピーしてください。

コマンド実行環境のコピー

管理者権限でテーブル定義を変更する場合

  1. アーカイブファイルをSymfoware Serverをインストールしたマシンに転送します。

    Symfoware ServerをWindows(R)にインストールした場合
     WIN_SCRIPT.exe (自己解凍形式です。)

    Symfoware ServerをSolaris、またはLinuxにインストールした場合
     UNIX_SCRIPT.tar.gz

  2. アーカイブファイルを任意のディレクトリに展開します。
  3. 展開後は、アーカイブファイルを必ず削除してください。

管理者権限以外のリポジトリ用データベース接続ユーザでテーブル定義を変更する場合

  1. アーカイブファイルをコピーします。

    システム管理者に依頼し、使用するプラットフォームのアーカイブファイルを任意の場所に展開、またはコピーします。Symfoware Serverを他のマシンにインストールした場合は、そのマシンにアーカイブファイルを転送します。

  2. コピーしたアーカイブファイルを展開します。

    システム管理者がコピーしたアーカイブファイルを展開します。

  3. 展開後のディレクトリの所有者を変更します。

    リポジトリの運用アカウントで本コマンドを実行できるように、展開後のディレクトリの所有者を変更します。

     例)リポジトリ用データベース接続ユーザのIDをsradmin、リポジトリ用データベース接続ユーザのグループをsrgrp、ディレクトリ名をUNIX_SCRIPTとするとき

    chown -R sradmin:srgrp UNIX_SCRIPT

     

  4. コピーしたアーカイブファイルを削除してください。

    アーカイブファイルをコピーまたは転送した場合、複写したアーカイブファイルは必ず削除してください。

実行方法

 本コマンドが格納されているディレクトリへ移動してから実行してください。

 Smart RepositoryとSymfoware Serverを別々のマシンにインストールした場合は、コマンド実行環境コピーの手順2でコマンドの実行環境を展開したディレクトリへ移動します。

 本コマンドの実行結果は以下のファイルに出力されます。

 実行結果は、Symfoware Serverをインストールしたときの文字コード系で出力されます。

注意事項


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