Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第6部 ebXML Message Service運用編> 第22章 ebXML Message Service運用コマンド

22.2 ebmscpalist

名前

 ebmscpalist − CPAとCPAパラメタの一覧表示

形式


 java ebmscpalist [-v]

機能説明

 本コマンドは、ebMSを停止するコマンドです。

 CPAの登録によってメッセージ送受信時に利用可能となったパラメタの一覧を表示します。

 CPA-IDのみの一覧と、CPA-ID、From Party-ID、To Party-ID、Service、Service Type、Action、Valid Check という7種類のパラメタの一覧を表示することができます。Valid Check以外のパラメタは、利用者がメッセージ送信時にメッセージと共に設定する通信パラメタのうち、CPAに関係したものになっています。通信パラメタについては、“ebXML Message Serviceユーザーズガイド”の“データ形式”を参照してください。

 Valid CheckはCPAの有効期間チェックの結果を示しています。コマンドを実行した時間がそのCPAの有効期間内だった場合にはvalid、有効期間外だった場合にはinvalidが表示されます。
 以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。

-v

 -vを指定しない場合はCPA-IDのみの一覧表示、指定した場合はCPA-ID、From Party-ID、To Party-ID、Service、Service Type、Action、Valid Checkの7種類のパラメタの一覧表示を行います。

注意事項

使用例

 java ebmscpalist

[表示例(パラメタなしの場合)]

cpa-partyA-partyB-001
20021016-partyA-partyC-cpa-001
Registered CPA Number     : 2
Registered CPA MAX Number : 1000

表示例の説明

 登録されているCPAのCPA-IDの一覧と、コマンド実行時のCPA登録数および最大CPA登録数が表示されます。

[表示例(-vを指定した場合)]

CPAId: cpa-partyA-partyB-001 , FromPartyId: urn:icann:partyA.com , ToPartyId: http://www.PartyB.com , Service: urn:oasis:names:tc:ebxml-msg:service , ServiceType: null , Action: Acknowledgment , ValidCheck: valid
CPAId: cpa-partyA-partyB-001 , FromPartyId: urn:icann:partyA.com , ToPartyId: http://www.PartyB.com , Service: urn:icann:service:id:3A4 , ServiceType: anyURI , Action: Purchase Order Confirmation Action , ValidCheck: valid
   :
  (中略)
   :
CPAId: 20021016-partyA-partyC-cpa-001 , FromPartyId: http://www.Party-A.com/ , ToPartyId: http://www.Party-C.com/ , Service: urn:service:order , ServiceType: anyURI , Action: Order , ValidCheck: valid
Registered CPA Number : 2
Registered CPA MAX Number : 1000

表示例の説明

 登録されたCPAに関するパラメタの一覧と、コマンド実行時のCPA登録数および最大CPA登録数が表示されます。
 ひとつのCPAを登録することによって、複数のパラメタの組が利用可能になりますので、表示されるパラメタ一覧はCPA登録数よりも多くなります。

項目

説明

参照要素(*1)

CPAId

CPAに設定されたCPA-ID

ColaborationProtocolAgreement

FromPartyId

送信側 Party-ID

PartyId

ToPartyId

受信側 Party-ID

PartyId

Service

Service名

Service

ServiceType

Service名の種類

Service

Action

Action名

ThisPartyActionBinding
OverrideMshActionBinding

ValidCheck

CPA有効期間チェック

Start
End

(*1) 詳細は“ebXML Message Serviceユーザーズガイド”の“CPA記述条件”を参照してください。


 ServiceTypeは、CPAにおいて省略可能な記述です。ServiceTypeの記述省略を含むCPAを登録した場合、“java ebmscpalist -v”コマンド出力結果のうち、該当するServiceTypeの欄には“null”が表示されます。この設定を利用した通信を行う場合、通信パラメタのServiceTypeには“"(空文字)を指定します。通信パラメタについては、“ebXML Message Serviceユーザーズガイド”の“通信パラメタ一覧”を参照してください。


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