Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第17章 JMS運用コマンド

17.5 jmsmkdst

名前

 jmsmkdst − Destination定義の登録

形式

 jmsmkdst [-t | -q] -g <group-name> -c <channel-name> [-ipaddress <ipaddress> -port <port-number>] <jndi-name> [-M system]
 jmsmkdst -o [-t | -q] [-g <group-name>] [-c <channel-name>] [-ipaddress <ipaddress> -port <port-number>] <jndi-name> [-M system]

機能説明

 JMSのDestination定義を登録します。指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-o

 登録時に、同名のDestination定義がすでに存在する場合に上書きします。同名のDestination定義が存在しない場合は、新規に登録します。
 本オプションを省略した場合は、同名のDestination定義が存在しない場合に登録します。

-t

 DestinationのタイプがTopicの場合に指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-q

 Destination のタイプがQueueの場合に指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-g <group-name>

 関連付けるイベントチャネルのグループ名を指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-c <channel-name>

 関連付けるイベントチャネルのチャネル名を指定します。
 -oオプション指定時に本オプションを省略すると、すでに登録されている情報が使用されます。

-ipaddress <ipaddress>

 関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのIPアドレスまたはホスト名を指定します。

-port <port-number>

 関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのポート番号を指定します。

<jndi-name>

 Destination定義に登録するJNDI名を指定します。JMSアプリケーションは指定したJNDI名を使用してDestination定義を取得することができます。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 グループ名が「jms_topic」、チャネル名が「topic1」というイベントチャネルを、「java:comp/env/jms/TestTopic」という新規のTopicタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -t -g jms_topic -c topic1 TestTopic

 グループ名が「jms_queue」、チャネル名が「queue1」というイベントチャネルを、「java:comp/env/jms/TestQueue」という新規のQueueタイプのDestination定義に関連付ける場合

jmsmkdst -q -g jms_queue -c queue1 TestQueue

 JNDI名が「java:comp/env/jms/TestTopic」というDestination定義のイベントチャネルのチャネル名を「topic2」に変更する場合

jmsmkdst -o -c topic2 TestTopic


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