Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第10章 イベントサービス運用コマンド

10.11 essetchnlior

名前

 essetchnlior − イベントチャネルのオブジェクトリファレンスの登録

形式

 essetchnlior -f filename [-M system]

機能説明

 イベントチャネルのオブジェクトリファレンスを、指定したファイルから取得して、ネーミングサービスに登録します。すでに登録名がネーミングサービスに格納されている場合は、処理を中止し、コマンド実行前の状態に戻ります。
 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-f filename

 ネーミングサービスに登録されているイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを格納したファイル名を絶対パスで指定します。ファイルの作成には、esgetchnliorコマンドを使用してください。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition
 − Interstage Business Application Server

注意事項

使用例


 イベントチャネルグループ“GROUP”のオブジェクトリファレンス情報が格納されたファイル“C:\temp\GROUP.ior”を指定して、ネーミングサービスに登録します。

essetchnlior -f C:\temp\GROUP.ior


 イベントチャネルグループ“GROUP”のオブジェクトリファレンス情報が格納されたファイル“/tmp/GROUP.ior”を指定して、ネーミングサービスに登録します。

essetchnlior -f /tmp/GROUP.ior


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