Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
|
目次
索引
|
9.20 tdmodifywu
名前
tdmodifywu − ワークユニットの活性変更
形式
tdmodifywu [-M システム名] wuname
機能説明
tdmodifywuコマンドは、コンポーネントトランザクションサービスのワークユニットの活性変更を行います。ワークユニットの活性変更とは、業務を停止することなくワークユニット定義を変更し、変更後の定義どおりにワークユニットを起動し運用する機能です。
活性変更は、以下の場合に使用できます。
- サーバアプリケーションの修正を入れ換える場合
- サーバアプリケーションで使用する環境変数を変更する場合
以下に、tdmodifywuコマンドの引数を説明します。
-M システム名
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
wuname
活性変更を行うワークユニット名を指定してください。
注意事項
- 本コマンドは、Enterprise Editionでのみ使用できます。
- オペレーションに対するパラメタに変更がある場合には、アプリケーション矛盾を生じる可能性がありますので活性変更は行わないでください。
- 活性変更前には、ワークユニット定義ファイルのバックアップを取ってください。
- 変更する定義の不備などにより活性変更が失敗した場合は、ワークユニットは元の状態に戻ります。
- HA機能(高信頼性機能)を使用しているシステムでは、当コマンドによる運用ノードでの変更は待機ノードへは反映されません。また、待機ノードでは当コマンドは使用できません。
- プロセスバインド機能を使用するワークユニットに対しては、当コマンドは使用できません。
- tdmodifywuコマンドでは、ワークユニット種別が“ORB”のワークユニットのみ起動できます。
- tdmodifywuコマンドは、ワークユニットを起動したユーザまたはスーパユーザだけが使用できます。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006