Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)
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目次
索引
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A.31 CustomLog
名前
CustomLog
形式
CustomLog "|ihsrlogコマンド実行文"|ログファイル名 ニックネーム [env=[!]環境変数]
機能概要
アクセスログファイルを作成します。
- |ihsrlogコマンド実行文
- ihsrlogコマンドの実行文を指定します。ihsrlogコマンドの実行文を指定方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“ihsrlog”を参照してください。
- ログファイル名
- アクセスログを出力するファイル名を指定します。ファイル名は、絶対パス、またはServerRootディレクティブからの相対パスで指定します。スラッシュ(/)で始まらないパスを指定した場合、ServerRootディレクティブからの相対パスによる指定となります。
- ニックネーム
- LogFormatディレクティブで設定したニックネームを指定します。
初期値には、以下のようなニックネームがあります。
- common
Common Log Formatでログを記録します。
- referer
クライアントの追跡情報をログに記録します。
- agent
クライアントが使用しているWebブラウザの情報をログに記録します。
- combined
common、referer、およびagentのすべての情報をログに記録します。
- ihs-analysis
common、リクエスト処理時間、およびリクエスト受信情報をログに記録します。
- env=[!]環境変数
- 指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力します。環境変数の先頭に“!”を指定すると、指定した環境変数が設定されている場合にアクセスログを出力しません。環境変数の設定条件は、SetEnvIfディレクティブで指定します。
指定位置
グローバルコンテキスト、バーチャルホスト
省略値
なし
初期値
CustomLog "|ihsrlog -s logs/accesslog 1 5" common |
CustomLog "|/opt/FJSVihs/bin/ihsrlog -s /var/opt/FJSVihs/logs/accesslog 1 5" common |
モジュール
mod_log_config
注意事項
本ディレクティブにログファイル名を指定した場合、ファイルサイズがulimitコマンド(ボーンシェル系)またはlimitコマンド(Cシェル系)で設定されたファイルサイズに達した際に、エラーメッセージihs70009が出力され、ログの記録に失敗します。
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