MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.3 C言語インタフェース> 8.3.1 各インタフェースの説明

8.3.1.5 mqd_connectq (メッセージキューに接続する)

機能説明

 当該アプリケーションをメッセージキューに接続します。

記述形式

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      #include "mqdapi.h"
      int mqd_connectq(MQD_System *system, char *qname, MQD_Environment *env,
                       MQD_MessageQueue **queue)
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パラメタ

system

 mqd_connect関数から返されたMQDシステム情報へのポインタをそのまま指定します。

qname

 メッセージキュー名へのポインタを指定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。

env

 例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  MQD_ERR_SYNTAX,   MQD_ERR_NOSYSTEM,    MQD_ERR_NOCONNECT,
  MQD_ERR_NOMEMORY, MQD_ERR_PROCESSOVER, MQD_ERR_OPENQUEOVER,
  MQD_ERR_NOQUE,    MQD_ERR_QNAME

queue

 メッセージキューに接続できた場合にはメッセージキュー(MQD_MessageQueue構造体)へのポインタを返します。メッセージキューへのポインタは、後述の各関数の入力パラメタとして使用します。

復帰値

 本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項

 メッセージキューに接続するためには、MQDを起動し、メッセージキューを作成しておく必要があります。


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