MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.3 C言語インタフェース> 8.3.1 各インタフェースの説明

8.3.1.4 mqd_deleteq (メッセージキューを削除する)

機能説明

 メッセージキューを削除します。通常は、以下の状態のメッセージキューが削除の対象となります。

 上記条件を満たしていない場合でも強制的にメッセージキューを削除することができます。

記述形式

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      #include "mqdapi.h"
      int mqd_deleteq(MQD_System *system, char *qname, int mode, MQD_Environment *env)
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パラメタ

system

 mqd_connect関数から返されたMQDシステム情報へのポインタをそのまま指定します。

qname

 メッセージキュー名へのポインタを指定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。

mode

 削除モードを指定します。

  MQD_Q_MODE_SAFE:

通常モード。利用者もメッセージも存在しないメッセージキューを削除します。

  MQD_Q_MODE_FORCE:

強制モード。無条件にメッセージキューを削除します。

env

 例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  MQD_ERR_SYNTAX,    MQD_ERR_NOSYSTEM,  MQD_ERR_NOCONNECT,
  MQD_ERR_CONNECTED, MQD_ERR_ONTRAN,    MQD_ERR_DOWNRCV,
  MQD_ERR_IO,        MQD_ERR_NOMEMORY,  MQD_ERR_PROCESSOVER,
  MQD_ERR_TRANFILE,  MQD_ERR_MSGFILE,   MQD_ERR_OPENQUEOVER,
  MQD_ERR_NOQUE,     MQD_ERR_MSGEXIST,  MQD_ERR_QNAME,
  MQD_ERR_DELMODE

  MQD_ERR_SYNTAX,       MQD_ERR_NOSYSTEM,    MQD_ERR_NOCONNECT,
  MQD_ERR_CONNECTED,    MQD_ERR_INVALIDAPI,  MQD_ERR_ONTRAN,
  MQD_ERR_DOWNRCV,      MQD_ERR_IO,          MQD_ERR_NOMEMORY,
  MQD_ERR_PROCESSOVER,  MQD_ERR_TRANFILE,    MQD_ERR_MSGFILE,
  MQD_ERR_OPENQUEOVER,  MQD_ERR_NOQUE,       MQD_ERR_MSGEXIST,
  MQD_ERR_QNAME,        MQD_ERR_DELMODE

復帰値

 本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項


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