MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第2章 機能> 2.6 運用イベント通知

2.6.5 運用アプリケーションの概要

 運用イベントを処理して、MQDの運用操作を行うアプリケーションを運用アプリケーションと呼びます。運用アプリケーションは、プログラムインタフェースの“MQDGETEVENT”または“mqd_getevent”を使用して運用イベントを受信します。運用イベントを受信した後に、受信した運用イベントに従って、MQDの各種運用操作を行います。表2.2に運用操作例を示します。

[表2.2 受信した運用イベントに対する運用操作例]

運用イベントID

運用操作例

1

  • メッセージ送信アプリケーションを終了する。
  • 送信アプリケーションが使用するメッセージキューを送信禁止状態にする。

2

  • 送信アプリケーションが使用するメッセージキューの送信禁止状態を解除する。
  • メッセージ送信アプリケーションを起動する。

101

  • 送信キューの送信側をアクセス禁止状態にする。
  • IDCMの通信パスを確立する。

102

  • 送信キューの送信側のアクセス禁止状態を解除する。

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