Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第4部 Webサービス編 | > 第20章 Webサービスの運用 |
Interstage管理コンソール、またはコマンドを使用してWebサービスアプリケーションの運用操作を行います。
Webサービスを使用する場合、同一VMタイプのIJServerを作成します。
Webサービスアプリケーションを含むWAR/EARを、従来のWAR/EARと同様に配備/配備解除します。
アプリケーションの配備/配備解除について詳細は、“J2EEアプリケーションの配備と設定”を参照してください。
WSDLファイル、およびWSDLファイルから参照されているリソース読み込み処理の、デフォルトのタイムアウト時間は45秒です。
デフォルトのタイムアウト時間を変更する場合、Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスのシステムプロパティに以下の値を設定してください。
-Dcom.fujitsu.interstage.isws.deploy.wsdl.timeout=タイムアウト時間(単位:ミリ秒) |
“0”を指定した場合、タイムアウト時間は無制限になります。
タイムアウト時間を90秒にする場合
-Dcom.fujitsu.interstage.isws.deploy.wsdl.timeout=90000
また、プロキシを経由してWSDLファイルから参照されているリソースを取得する場合、Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスのシステムプロパティに設定します。
システムプロパティに設定する値については、“プロキシを経由した接続”を参照してください。
Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスのシステムプロパティの設定方法は、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の"Interstage JMXサービスのカスタマイズ"を参照してください。
Webサービスの公開URLは、Servletの仕様に従って決まります。詳細は、“マッピングが必要な呼び出し方”の“URLで指定して呼び出す場合”および“web.xml”を参照してください。
IJServerにWebサービスアプリケーションを配備すると、そのWebサービスの公開用WSDLを取得できます。
必要に応じて、このWSDLをWebサービスの利用者に任意の方法で提供します。
公開用WSDLを取得する場合は、配備後にInterstage管理コンソールのワークユニット > “IJServer名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブでWebモジュールを選択して、[Webサービス環境定義]タブより行ってください。
Webサービス環境定義の項目は、deployment descriptorに記載する項目です。
Webサービスのdeployment descriptorについて詳細は、“Webサービスアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。
設定を変更するには、再配備を行います。配備後の設定変更はできません。
Interstage管理コンソールを使用して、Webサービスアプリケーションのメソッドごとに処理時間を参照できます。
Webサービスアプリケーションのモニタリングについて詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプ、または“Interstage Application Server 運用ガイド”の“Interstageの運用”の“IJServerの運用”を参照してください。
また、SOAPエンジン処理を含めた処理時間をServletの処理時間として参照できますが、こちらはメソッドごとではなくポートごとになります(ポート内のすべてのメソッドに関する合計や平均となります)。
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