Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド |
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第2章 OLTPサーバの設計 | > 2.2 各種ワークユニット |
EJBアプリケーションを運用する場合は、IJServerを使用してください。既存のEJBアプリケーションの資産については、IJServerへ移行するか、または継続してEJBワークユニットとして利用することができます。
IJServerについての詳細は、“J2EEユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションが運用される環境(IJServer)”を参照してください。
既存のEJBアプリケーションをIJServerに移行する場合の詳細については、“移行ガイド”の“Interstage Application Server V5からの移行”の“EJBサービスの移行”を参照してください。
ワークユニットについての説明は、“ワークユニットを利用したアプリケーションの実行環境”を参照してください。
ここでは、EJBアプリケーションを利用した処理にワークユニットを使用した場合の効果、EJBアプリケーションをワークユニットで利用する場合の注意事項について説明します。
EJBアプリケーションを利用して処理を行う時に必要となる作業については、“J2EE ユーザーズガイド”で説明されています。
EJBアプリケーションをワークユニットで運用した場合、通常のワークユニットを利用した場合の効果に加えて、以下の効果があります。
ワークユニットを起動するだけで、ワークユニットに登録されている、すべてのEJBアプリケーションをプロセス多重分、一括して起動します。
ワークユニット定義がされているEJBアプリケーションの運用状態(プロセス多重度、インスタンス数など)を表示することができます。
EJBアプリケーションをワークユニットに定義する場合、以下の設計を行う必要があります。
ワークユニットを利用するEJBアプリケーション群を決定します。ワークユニットには、1つの運用および業務を構成する1つまたは複数のEJBアプリケーションを設定します。
1つのEJBアプリケーションを、異なるワークユニットに定義することはできません。
EJBアプリケーションへの要求負荷や危険分散のため、プロセス多重度を設定します。
ワークユニットを利用すると、EJBアプリケーションが異常終了した場合に、自動的に再起動させることができます。必要性を考慮して自動再起動の設計を行ってください。
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