PRIMECLUSTER Wizard for NAS 導入運用手引書 4.2 - Linux for Itanium - |
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第3章 運用 |
本製品では、NAS 装置の異常監視は行っていません (NAS クラスタの自動 takeover機能はオプションです)。NAS 装置の異常が発生した場合は、RemoteFileSystems (ネットワークまたは NAS 装置自体の異常を検知) あるいは GLS リソース (ネットワークの異常を検知)による異常検知により切替えが発生します。またWizard 製品を用いている場合は、Wizard 製品によって異常を検知し、切替えが発生する場合もあります。もし切替えが発生した場合は、以下の点を確認し、問題を解決してください。
PRIMECLUSTER で運用しているアプリケーションで問題が発生した場合は、アプリケーションのログを確認し、問題を解決してください。
本製品では、動作とエラーメッセージを以下のログファイルに出力しています。ログに出力されるエラーメッセージに関しては、“第6章 メッセージ一覧” を参照してください。
/var/opt/reliant/log/FJSVclnas_<リソース名>.log |
ログファイルのフォーマットは以下の通りです。
日付時間/コマンド名/区分/ID/テキスト |
ネットワーク障害や NAS 装置に障害が発生した場合、RemoteFileSystems リソースが異常状態になります。この場合、RemoteFileSystems のログ (/var/opt/reliant/log/hvdet_nfs*) を確認し、問題を解決してください。
NAS 装置への接続に GLS を使用し、ネットワーク障害が発生した場合、GLS リソースが異常状態になります。この場合、GLS のログを確認し、問題を解決してください。
詳細は、「PRIMECLUSTER Global Link Services 導入運用手引書 (伝送路二重化機能編)」 を参照してください。
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