PRIMECLUSTER Wizard for PowerGres Plus 導入運用手引書 4.2 - Linux -
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第2章 環境設定

2.7 PowerGres Plus リソースの作成準備

ここでは、PowerGres Plus の起動・停止の制御と監視を行うための情報を設定します。

設定は、PRIMECLUSTER Wizard for PowerGres Plus の設定ファイルに記述します。

設定ファイルには、以下の2種類があります。

運用ノードで設定ファイルの作成/記述を行った後、待機ノードへ設定を転送(コピー)します。

■インスタンス設定用ファイルの作成

まず、インスタンス設定用ファイル を作成します。

■システム設定ファイルの修正

続いて、必要に応じて システム設定ファイル を修正します。

システム設定ファイルは、次の場所にあります。

/opt/FJSVclwpp/etc/system.cfg


システム設定ファイルの修正は、富士通技術員の指示でのみ行ってください。
通常の運用ではシステム設定ファイルの修正は不要です。

■設定ファイルの転送

最後に、待機ノードへ設定ファイルを転送(コピー)します。

PRIMECLUSTER Wizard for PowerGres Plus の設定ファイルの転送には、clwpp.copy コマンドを使用します。

運用ノードにおいて次のようにコマンドを入力します。

# /opt/FJSVclwpp/bin/clwpp.copy -n <待機ノード名>


コマンドの実行は root ユーザで行ってください。


clwpp.copy コマンドの詳細は、"4.1 clwpp.copy - 設定ファイル転送ツール" を参照してください。


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