SSF/Backup Facility 運用手引書
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目次
索引

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G.1 ユーザの変更手順
G.1.1 AdvancedCopy Managerのリポジトリアクセスユーザの変更
リポジトリアクセスユーザの変更について説明します。

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- 本作業は AdvancedCopy Manager のマネージャを導入している場合に行ってください。
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◆シングル構成の場合
- リポジトリアクセス用のユーザを作成します。
# useradd 新規ユーザ名 <Return>
# passwd 新規ユーザ名 <Return>
新しいパスワード: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
新しいパスワードを再入力してください: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
passwd: 新規ユーザ名 のパスワードが変更されました |
- リポジトリアクセスを設定します。
# /opt/swstorage/bin/stguserset 新規ユーザ名 パスワード <Return> |
- RMIデーモンを再起動します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgrmicom stop <Return>
# /opt/FJSVswstf/bin/stgrmicom start <Return> |

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- 本作業完了後、リポジトリアクセス用に設定していた以前のユーザを手動で削除することができます。ユーザを削除する場合は他の製品で使用していないことを確認し、次のようなコマンドを実行してください。
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# userdel リポジトリアクセス用に設定していた以前のユーザ <Return> |
◆クラスタ構成の場合
- リポジトリアクセス用のユーザを作成します。両ノードで実行してください。
# useradd 新規ユーザ名 <Return>
# passwd 新規ユーザ名 <Return>
新しいパスワード: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
新しいパスワードを再入力してください: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
passwd: ユーザ名 のパスワードが変更されました |
- リポジトリアクセスを設定します。運用ノードで実行してください。
# /opt/swstorage/bin/stguserset 新規ユーザ名 パスワード <Return> |
- RMIデーモンを再起動します。運用ノードで実行してください。
# SWSTGNODE=論理ノード名 <Return>
# export SWSTGNODE <Return>
# /opt/FJSVswstf/bin/stgrmicom stop <Return>
# /opt/FJSVswstf/bin/stgrmicom start <Return>
# unset SWSTGNODE <Return> |

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- 本作業完了後、リポジトリアクセス用に設定していた以前のユーザを手動で削除することができます。ユーザを削除する場合は他の製品で使用していないことを確認し、両ノードで次のようなコマンドを実行してください。
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# userdel リポジトリアクセス用に設定していた以前のユーザ <Return> |
G.1.2 SPアシスタントのユーザの変更
SPアシスタントのユーザの変更について説明します。
- SPアシスタントのWebブラウザを閉じます。
- SPアシスタントで認証可能なユーザの変更をします。
# /usr/apache/bin/htpasswd -c /etc/apache/spAdmin.pwd 新規ユーザ名 <Return>
New password: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
Re-type new passwd: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
Adding password for user 新規ユーザ名 |
G.1.3 クラスタ運用ビュー管理者の変更
クラスタ運用ビュー管理者の変更について説明します。

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- 本作業はクラスタ構成の場合に行ってください。
- 本作業は両ノードで行ってください。
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- クラスタ運用ビュー管理者に設定していたユーザを削除します。

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- 他の製品でユーザを使用していないことを確認してください。
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- 本作業完了後、/export/home/ユーザ名 のディレクトリを手動で削除することができます。
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- クラスタ運用ビュー管理者に設定するユーザを作成します。
# useradd -u 97 -g wvroot -d /export/home/新規ユーザ名 -m 新規ユーザ名 <Return>
# passwd 新規ユーザ名 <Return>
新しいパスワード: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
新しいパスワードを再入力してください: パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
passwd: 新規ユーザ名 のパスワードが変更されました |
G.1.4 Systemwalker Centric Manager のSystemwalker管理者アカウントの変更
Systemwalker管理者アカウントの変更について説明します。

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- Systemwalker管理者アカウントを変更する場合は『Systemwalker Centric Manager 導入手引書』の「9.4.2 Systemwalker管理者アカウントを変更する【UNIX版】」を参照してください。
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G.1.5 Systemwalker Operation ManagerのOperation Managerユーザの変更
Operation Managerユーザの変更について説明します。

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- 本作業は Systemwalker Operation Manager の拡張ユーザ管理機能を使用している場合に行ってください。
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- Operation Managerユーザを変更する場合は『Systemwalker Operation Manager 導入手引書』の「2.3.3 ユーザの定義(拡張ユーザ管理機能を利用する場合)【UNIX】」を参照してください。
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G.1.6 TSMの管理者の名前変更
TSM の管理者の名前変更について説明します。

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- コマンドの詳細は『ETERNUS SF TSM 管理者のための解説書 (Solaris版)』を参照してください。
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◆シングル構成の場合
- TSMサーバを起動します。
# DSMSERV_DIR=/opt/tivoli/tsm/server/bin;export DSMSERV_DIR <Return>
# cd /opt/tivoli/tsm/server/bin <Return>
# ./dsmserv <Return> |
- 管理者の名前を変更します。
TSM:SERVER1>
rename admin 既存TSM管理者名 新規TSM管理者名 <Return> |
- TSMサーバを停止します。
TSM:SERVER1>
halt <Return> |
◆クラスタ構成の場合

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- 本作業は運用ノードで実行してください。
- 本作業を実施する前に、ダイレクトバックアップ、およびTSMによるバックアップ/リストア作業が行なわれていないことを確認をしてください。
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- TSMサーバを停止します。
# DSMSERV_DIR=/opt/tivoli/tsm/server/bin;export DSMSERV_DIR <Return>
# cd /opt/tivoli/tsm/client/ba/bin <Return>
# ./dsmadmc <Return>
....
ユーザー ID の入力: ユーザ名 <Return>
パスワードの入力 : パスワード <Return> ←入力したパスワードは表示されません。
....
tsm: USERAPP_SP5000>halt q <Return>
ANR2234W This command will halt the server; if the command is issued from a remote client, it may not be possible to restart the server from the remote location.
続行しますか? (はい (Y)/いいえ (N)) y <Return> |
- TSMサーバをコンソールで起動します。
# cd /sp/nbu/tsm <Return>
# $DSMSERV_DIR/dsmserv <Return> |
- 管理者の名前を変更します。
TSM:SERVICE1>
rename admin 既存TSM管理者名 新規TSM管理者名 <Return> |
- TSMサーバを停止します。
TSM:SERVICE1>
halt <Return> |
- TSM停止プロシジャファイル(/opt/tivoli/tsm/server/bin/stop.TSM)を編集し、以下の行の設定を変更します。

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- 本手順は変更した管理者がstop.TSMファイルに記載されている場合のみ実行してください。
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ID=変更前の管理者名 → ID=変更後の管理者名 |
- 両ノードでシステムの再起動を行います。
# shutdown -y -g0 -i6 <Return> |
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