SSF/Backup Facility 運用手引書
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第4章 SSF/Backup Facilityの運用

4.4 操作端末の設定

SSF/Backup Facilityを使用するための操作端末の設定について説明します。

 

4.4.1 Java Plug-in のインストール 

SSF/Backup Facilityを使用するためには、操作端末にJava Plug-in をインストールする必要があります。Sun Microsystems,Inc.のJava2 Runtime Environmentダウンロード用ホームページからダウンロードした後、インストールを行ってください。

  • Java Plug-in のバージョンによっては、バックアップ管理画面が表示されない場合があります。 SSF/Backup Facilityの『インストールガイド』で、Java Plug-in のバージョンおよびダウンロード元を確認したうえで、ダウンロードを行ってください。
  • 古いバージョンがすでにインストールされている場合は、先に古いバージョンのJava Plug-inをアンインストールした後で、インストールしてください。
  • インストール後は、必ずWebブラウザを再起動してください。

 

4.4.2 AdvancedCopy Managerの認証関連ファイルの設定 

AdvancedCopy Managerの認証関連ファイルを設定します。以下の手順に従ってください。

  • SSF/Backup Facilityがクラスタ構成の場合、またはPRIMECLUSTER GLSが導入され設定されている場合は、AdvancedCopy Managerの認証関連ファイルの設定が必要です。
  1. Java Plug-inインストールフォルダ \lib\securityディレクトリ下に、ダウンロードするファイルを保存してください。

    WebブラウザからAdvancedCopy ManagerのURLを選択した際にWebブラウザ上に表示される画面にリンクされている“swstorage.policy”を選択すると、Webブラウザのダウンロード用ダイアログボックスが表示されます。そこで、「ファイルに保存」または「このファイルをディスクに保存する」を選択すると以下のダイアログボックスが表示されます。

    • java.policyファイル及び、swstorage.policyファイルはUNIXの改行コードを持っています。UINXの改行コードに対応したテキストエディタを使って編集してください。

     

  2. Storage管理サーバの物理IPアドレスの修正

    swstorage.policyファイルを保存した後、保存したファイルを次のように編集してください。

     

  3. 認証設定ファイルであるJava Plug-inインストールフォルダ\lib\security\java.securityファイルを次のように修正してください。

    # The default is to have a single system-wide policy file,
    # and a policy file in the user's home directory.
    policy.url.1=file:${java.home}/lib/security/java.policy
    policy.url.2=file:${user.home}/.java.policy
    policy.url.3=file:${java.home}/lib/security/swstorage.policy


    • 使用するブラウザのバージョンによっては、認証関連ファイル保存時に、正しいファイル名で保存されない場合があります。例えば、“swstorage.policy”が“swstorage.policy.policy”になったりする場合があります。ファイル名が正しくないと、Web画面を正常に使用できなくなります。したがって、保存後は、必ず保存したファイル名が正しいかを確認し、正しくない場合は、ファイル名を“swstorage.policy”に修正してください。
    • 認証設定ファイルの修正後は、必ずWebブラウザを再起動してください。

     


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