SSF/Backup Facility 運用手引書
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第2章 管理ファイルの容量見積もり

2.9 TSMの管理ファイルのスペース容量

ネットワーク型バックアップとして、TSMをオプション導入し、かつ SSF/Backup Facilityがクラスタ構成の場合、以下の領域を確保する必要があります。

領域用途

見積もり式

TSM DB

Symfowareをバックアップする場合
容量(Byte)=(n + 1) x m x 700

Symfowareをバックアップしない場合
容量(Byte)=(n + 1) x (m x 2) x 700

  • m:世代管理および日数管理のバックアップ保存数の合算値
  • n:テープバックアップを行う業務ボリューム数、Symfowareバックアップ運用の場合はデータベーススペース数の合算値
  • 上記計算式の結果が101MBに満たない場合は、101MB以上の値を指定してください。

TSM LOG

合計で512MB以上を割り当ててください。

TSMサーバオプションファイル(DSMSERV.OPT)

TSMデータベース情報ファイル(DSMSERV.DSK)

 

  • 容量としては、以下の式を満たすように調整する必要があります。
     容量(MB) = 4の倍数 + 1 ≧ 計算より求めた見積もり値

 

 

  • TSM DB の容量は拡張する可能性がありますので、将来的な運用を考えて、多少余裕を持った見積りにすることを推奨します。

 


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