SSF/Backup Facility 導入手引書
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第1章 導入作業概要

1.4 導入のタイミング

[1.2 導入製品]における製品を導入するために作業の流れを説明します。

 

1.4.1 ハードウェア 

SPシリーズとETERNUS ディスクアレイがあれば、[1.2 導入製品]における製品を導入することができます。これらのハードウェアをそろえるタイミングは、導入作業に影響を与えません。ハードウェアをそろえるタイミングの例を以下に示します。どのパターンでも、製品の導入作業の流れは同じです。

 

■SPシリーズとETERNUS ディスクアレイがともにない場合

これらのハードウェアを新規に導入し、製品を導入します。導入後のイメージを以下の図に示します。

 

■ ETERNUS ディスクアレイのみある場合

SPシリーズを新規導入し、既存のETERNUS ディスクアレイをそのまま使用して、製品を導入します。導入後のイメージを以下の図に示します。

 

■ハードウェア条件

サポートする装置の一覧を以下に示します。

[サポート装置名一覧]

システム構成要素

Network Storage Server

ディスクアレイ

テープライブラリ

サポート装置名

SP5000/250
SP5000/450
SP5000/650
SP5000/450C
SP5000/650C


ETERNUS GR720
ETERNUS GR730(Cタイプ)
ETERNUS GR740(Cタイプ)
ETERNUS GR820
ETERNUS GR840
ETERNUS3000 モデル100以上
ETERNUS4000 モデル100以上
ETERNUS6000
ETERNUS8000
ETERNUS NR1000 F220
ETERNUS NR1000 F325
ETERNUS NR1000 F420
ETERNUS NR1000 F500
ETERNUS NR1000 F520

ETERNUS LT130
ETERNUS LT160
ETERNUS LT220
ETERNUS LT270

  • 1台のテープライブラリでネットワーク型バックアップのテープ媒体へのバックアップを行うためには、ETERNUS LT160 テープライブラリと「LT160 論理ライブラリオプション」、またはETERNUS LT270 テープライブラリと「LT270 論理ライブラリオプション」が必要です。

 

[テープライブラリ一覧]

テープライブラリ

接続I/F

クラスタサポート

テープライブラリ

ドライブタイプ

SCSI

FC

ETERNUS LT130

LTO

○(*1)

ETERNUS LT160

LTO

ETERNUS LT220

LTO

ETERNUS LT270

LTO

○:サポート

*1:クラスタサポートは、FC接続の場合のみです。

Network Storage Serverは、業務サーバ、I/O装置と連携し、以下のようなシステムを構築します。

◆シングル構成の場合

 

◆クラスタ構成の場合

 

1.4.2 製品 

製品の導入をするタイミングによって作業の流れは異なります。製品の導入をするタイミングとしては、運用を開始する前と運用を開始した後があります。 [導入上の製品分類]における[基本]を導入しておかなければ運用は開始できません。これ以外に分類される製品は、運用を開始した後、必要に応じて導入することが可能です。

以下に、それぞれのタイミングでの流れを示します。

 

■運用を開始する前の導入

 

■運用を開始した後の導入

 


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