SSF/Backup Facility 導入手引書 |
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第1章 導入作業概要 |
製品を導入するためのハードウェアとして、以下のものをそろえてください。
シングル構成とクラスタ構成の2種類があります。[1.2 導入製品]で紹介した製品はこのシステムに導入します。ETERNUS ディスクアレイはSPシリーズに接続します。また、テープライブラリもこのSPシリーズに接続することができます。その例を以下の図に示します。
クラスタ構成は2ノード(プライマリノードとセカンダリノード)を装備し、プライマリノードを運用させ、セカンダリノードを待機させておきます。これによって、運用中のコンピュータに異常がおきてもシステム全体としての被害を最小限に止めます。
ディスクアレイ装置です。ETERNUS GR seriesは、ETERNUS GR720以降のモデル(ETERNUS GR720を含む)を導入してください。ETERNUS ディスクアレイの論理ユニットは、主に以下の用途で使用します。
SPシリーズに1台のETERNUS ディスクアレイを接続するときは、そのETERNUS ディスクアレイに上記領域のうち、[アクセスパス用論理ユニット]を除くすべての領域を配置します。
複数台のETERNUS ディスクアレイを接続するときは、代表となる1台のETERNUS ディスクアレイにのみ上記のうち、[アクセスパス用論理ユニット]を除くすべての領域を配置し、その他のETERNUS ディスクアレイには、[業務ボリューム用領域]と[バックアップ論理ユニット用領域]と[アクセスパス用論理ユニット]を配置します。
以下の図は、SPシリーズに2台のETERNUS ディスクアレイが接続されているものです。
接続された2台のETERNUS ディスクアレイのうち、1台には[業務ボリューム用領域]、[バックアップ論理ユニット用領域]及び[管理ファイル用領域]を配置します。もう1台には、[業務ボリューム用領域]と[バックアップ論理ユニット用領域]と[アクセスパス用論理ユニット]を配置します。
テープライブラリは、SPシリーズに接続するか、または、別のサーバに接続します。テープライブラリ制御ソフトウェアがサーバ/クライアント方式で動作するため、このように二つの接続形態が可能です。
SPシリーズにテープライブラリを接続する場合は、SPシリーズにはテープライブラリ制御ソフトウェアのサーバを導入します。一方、別のサーバにテープライブラリを接続する場合は、SPシリーズにはクライアントを導入します。
以下に、各接続形態について説明します。
SPシリーズにテープライブラリのロボットとテープドライブを接続する形態です。
SPシリーズにテープライブラリのテープドライブを接続し、ロボットはSPシリーズ以外のSolaris OSサーバに接続する形態です。
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