ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.0 -Solaris-
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第2章 デーモンの起動と停止

本章ではAdvancedCopy Managerが提供する各種デーモン起動・停止方法について説明します。

なお、下記のデーモンの起動と停止コマンドについては、本マニュアルの『デーモンの起動/停止コマンド』を参照してください。

2.1 AdvancedCopy Managerを構成するデーモ 

AdvancedCopy Managerのマネージャーは、以下のデーモンで構成されています。

[表2.1 AdvancedCopy Managerのマネージャーを構成するデーモン種別]

デーモン種別

説明

通信デーモン

Storageサーバと通信を行うデーモンです。

RMIデーモン

GUI画面を管理するデーモンです。

RDBデーモン

リポジトリアクセスを行うデーモンです。

認証デーモン

認証機構を管理するデーモンです。

AdvancedCopy Managerのエージェントは、以下のデーモンで構成されています。

[表2.2 AdvancedCopy Managerのエージェントを構成するデーモン種別]

デーモン種別

説明

通信デーモン

Storage管理サーバおよび他のStorageサーバと通信を行うデーモンです。

Storage管理サーバをクラスタ運用している場合、Storage管理サーバ業務は以下のデーモンで構成されています。

[表2.3 Storage管理サーバ業務を構成するデーモン種別]

デーモン種別

説明

業務用通信デーモン

Storageサーバと通信を行うデーモンです。

RMIデーモン

GUI画面を管理するデーモンです。

RDBデーモン

リポジトリアクセスを行うデーモンです。

認証デーモン

認証機構を管理するデーモンです。

Storageサーバをクラスタ運用している場合、Storageサーバ業務は以下のデーモンで構成されています。

[表2.4 Storageサーバ業務を構成するデーモン種別]

デーモン種別

説明

業務用通信デーモン

Storage管理サーバおよび他のStorageサーバと通信を行うデーモンです。

以下のデーモンはStorage管理サーバ業務、またはStorageサーバ業務になりません。

2.2 デーモンの起 

Storage管理サーバ、Storageサーバ上でデーモンを起動する必要があります。

通常、自動的に、起動しますが、何らかの理由で起動に失敗した場合や一度デーモンを停止した場合は、各サーバで以下のコマンドを使用してデーモンを起動して下さい。

# /opt/swstorage/bin/startacm

Storage管理サーバまたはStorageサーバをクラスタ運用している場合、デーモンの起動はクラスタシステムから行ないます。起動方法についてはクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に起動する場合、起動する方法は以下の通りです。

2.3 デーモンの停 

Storage管理サーバ、Storageサーバ上のデーモンを停止します。通常、システムの停止時に自動的に停止します。

何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、停止したいサーバで以下のコマンドを使用してデーモンを停止して下さい。

# /opt/swstorage/bin/stopacm

Storage管理サーバまたはStorageサーバをクラスタ運用している場合、デーモンの停止はクラスタシステムから行ないます。停止方法についてはクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に停止する場合、停止する方法は以下の通りです。


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