PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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アクセスクライアントを参照。
アプリケーションプログラムインタフェースを参照。
RMSの中心となるリソースの可用性を管理するモジュールプロセス。BM (ベースモニタ) はデーモンとディテクタから構成され、RMSが管理するオブジェクトの状態変更の調整/制御を行う。監視中のRMSオブジェクトに異常が発生した場合には、構成定義に従ってリカバリ処理 (ローカルリカバリまたはリモートリカバリ) を実行する。
温度・電圧の環境条件から部品やユニットまでの監視や診断を行う専用プロセッサ。
Cluster Foundationを参照。
基本的なクラスタリング通信サービスを提供するPRIMECLUSTERモジュールの集まり。
関連項目 クラスタ基盤
ノードが使用不可であることを示すノード状態 (DOWN状態と呼ぶ)。LEFTCLUSTER状態のノードをクラスタに再参入させるためには、事前にそのノードの状態をDOWNに変更する必要がある。
関連項目 UP、LEFTCLUSTER、ノード状態
イベント通知サービスを参照。
Global Disk Servicesを参照。
Global File Servicesを参照。
GFS 共用ファイルシステムは、共用ディスク装置を接続した複数の Linux(R) から一貫性/整合性を保った同時アクセスが可能であり、一部のノードがダウンしても、他のノードは処理を継続できることを特長とする共用ファイルシステムである。
GFS共用ファイルシステムは、複数のノードから同時にマウントして使用できる。
GFS ローカルファイルシステムは、ファイルデータの連続ブロック割り当てによる高性能なファイルアクセス、システムダウン後の高速な整合性回復機能による、高速なファイルシステム切替えを特長とするローカルファイルシステムである。
GFSローカルファイルシステムは、1ノードで使用するか、または2ノードで切替えファイルシステムとして使用する。
ディスク装置に格納されたデータの可用性と運用管理性を向上させるためのボリューム管理機能を提供するサービス。
クラスタ内の2つ以上のノードから共有記憶ユニットのファイルシステムの直接、同時アクセス機能を提供するサービス。
ネットワーク伝送路を冗長化することにより、ネットワークの高可用性を実現するサービス。
Global Link Servicesを参照。
グラフィカルユーザインタフェースを参照。
インターネットプロトコルアドレスを参照。
1つの物理ネットワークインタフェースに複数のIPアドレス (エイリアス) を割り当てる機能。IPエイリアスにより、他のホストでアプリケーションを実行する場合にも同じIPアドレスで通信を続けることができる。
関連項目 インターネットプロトコルアドレス
業務LANを参照。
ノードが同じクラスタにある他のノードと通信できないことを示すノード状態。ノードがクラスタを離れていることになる。LEFTCLUSTERという中間状態は、ネットワークパーティションの問題を防ぐために設けられている。
関連項目 UP、DOWN、ネットワークパーティション、ノード状態
MAC address。ローカルエリアネットワーク (LAN) のMAC副層で用いられる局、あるいはノードを示すアドレス。
メタデータサーバを参照。
GLSが提供するLAN二重化方式。二重化したNICを排他使用し、Linux(R)サーバとスイッチングHUB間のLAN監視と異常検出時の切替えを実現する。
Oracleパラレルサーバを参照。
Oracleパラレルサーバは、クラスタ化されたプラットフォームまたはMPP (massively parallel processing) プラットフォームのユーザおよびアプリケーションにデータベースの全てのデータへのアクセス機能を提供する。
オペレーティングシステム依存を参照。
クラスタ化アプリケーションにサービス、および内部インタフェースを提供するサービスモジュール。
監視、および切替え機能によりユーザが指定したリソースの高可用性を維持するパッケージ。
Reliant Monitor Servicesを参照。
RMS Wizard Kit の各コンポーネントは、特定のアプリケーション(Oracle,R/3)のRMSウィザードツールに新しいメニュー項目を追加する。
関連項目 RMS Wizard Tools、Reliant Monitor Service(RMS)アプリケーションのRMS Wizard
RMS構成のアプリケーションの作成および管理に使用する各種設定、および管理ツールで構成されるソフトウェアパッケージ。RMSウィザードの基盤および、BM (ベースモニタ) とのインタフェースを提供する。
関連項目 RMS Wizard Kit、Reliant Monitor Services
複数のノードを共用リソースに接続する構成。各ノードはオペレーティングシステム、RMSソフトウェア、固有アプリケーションのコピーを固有に保持する。
RMSリソースをコマンドラインから管理するコマンド。
Storage Area Networkを参照。
Scalable Internet ServicesのTCP接続は、各接続の通常のクライアント/サーバセッションを維持しながらクラスタノード間のネットワークアクセス負荷を動的に分散する。
クラス、グループ、SDXディスク、ボリュームなど、GDSが管理する資源の総称。
GDSが管理しているディスクの総称。SDXディスクは、用途に応じてシングルディスク、キープディスク、スペアディスク、および未定義ディスクと呼ばれる場合がある。SDXディスクを単に「ディスク」と呼ぶ場合もある。
Scalable Internet Servicesを参照。
複数の外部記憶装置どうしを接続し、複数のコンピュータに接続する高速ネットワーク。通常はファイバチャネルの接続。
ノードが同じクラスタにある他のノードと通信できることを示すノード状態。
関連項目 DOWN、LEFTCLUSTER、ノード状態
PRIMECLUSTERのグラフィックユーザインタフェースを活用するための共通基盤。インタフェースはJavaで記述されている。
各ノード上のGFSカーネルモジュール。メタデータサーバと通信し、共用ファイルシステムへの同時アクセス機能を提供する。
関連項目 メタデータサーバ
RMSのリソース定義において、userApplicationに分類されるリソース。複数のリソースをアプリケーション単位にグループ化する際に使用される。
定義済みのオブジェクト定義の値の集まり。RMS Wizard kitで特定タイプのアプリケーションのオブジェクト定義を作成する際に使用される。
アプリケーションが、OSなどのサービスプロバイダが提供するサービスを利用する際に使うインタフェース。
IEEE802.3にて標準化されたLAN規格。現在、特殊な用途を除いて、ほとんどの LANはイーサネットである。なお、イーサネットという表現は元々10メガバイト /秒タイプのLAN規格の名称であるが、現在は高速イーサネット/ギガバイトイーサネットをも含んだ総称としても用いられる。
クラスタ内で発生したイベントをノード間にブロードキャストする機能を提供するPRIMECLUSTERモジュール。
コンピュータまたはアプリケーションに割り当てられる数値アドレス。
関連項目 IPエイリアス
クラスタインタコネクトを参照。
OSハングやブート異常を監視するタイマ値。
テスト済みのオブジェクト定義を使って特定タイプのアプリケーションを作成するインタラクティブなソフトウェアツール。
エラーを検出するプロセス。RMSでは、ログの記録開始、ログファイルへのメッセージ送信、リカバリ処理の実行などを行う。
データの送信要求を行ってから、実際に応答を受信するまでの時間間隔。
構成ファイルまたはシステムグラフでは、ノードは物理または仮想リソースを示す。
関連項目 リーフオブジェクト、オブジェクト定義、ノード状態、オブジェクトタイプ
ディスクドライブなど監視される同種のリソースをグループ化するカテゴリ。各オブジェクトタイプにはプロパティと呼ばれる固有の属性があり、この属性により実行する監視またはアクションの種類を限定または定義する。リソースを特定のオブジェクトタイプに関連付けると、関連付けたオブジェクトタイプの属性がリソースに適用される。
関連項目 汎用タイプ
RMSの監視対象となるリソースを識別する構成ファイルのエントリ。定義された属性により、関連するリソースのプロパティが指定される。オブジェクト定義に関連するキーワードにobjectがある。
関連項目 属性、オブジェクトタイプ
オペレーティングシステム本体と、OS非依存のPRIMECLUSTERモジュールとの間のインタフェースを提供するモジュール。
オペレーティングシステムのうち、常にアクティブでシステムコールを実際の処理に変換している部分。
1つ以上の子オブジェクトを保持する、構成ファイルまたはシステムグラフのオブジェクト。
関連項目 子、構成ファイル、システムグラフ
ホストのシャットダウンや電源オフの必要なく機器を追加、削除、または交換できる機能。
他のグループに属しているグループ。下位グループにはボリュームを作成できない。
作業負荷の増加に動的に対処するコンピューティングシステムの機能。拡張性は、特にインターネットベースのアプリケーションにおいて、インターネットの使用量の増大に伴って重要になる。
汎用タイプを参照。
ディテクタを参照。
クラスタの複数ノードをシングルシステムイメージとして見せるために、SISが使用する仮想的なIPアドレスまたはホスト名。
多くの企業が必要とする、インターネットによる24時間年中無休のアプリケーション稼動環境の達成度を示す指標。実際と計画の使用時間の比較によってシステムの可用性が決まる。
グローバルに定義された変数またはパラメタ。
プログラミング言語において、ある特別な意味を持つ用語。たとえば、構成ファイルのnodeキーワードは、後に続く定義の種類を指定する。
メッセージキューを参照。
一般ユーザがマシンにアクセスするためのローカルエリアネットワーク (LAN)。
関連項目 管理LAN
ノード起動時に共用ディスク装置の電源投入漏れやケーブルの結線誤りがないことを確認する機能。
複数ノード間で共有されるディスクドライブなどのリソース。
関連項目 専用リソース、リソース
userApplicationの制御を監視対象の1つのホストから他のホストに切替えるRMSのプロセス。
関連項目 自動切替え、指定切替え、フェイルオーバ、対称切替え
GLSが提供するLAN二重化の方式名。
ディスククラス (GDS)を参照。
1つのコンピューティングソースに統合されるコンピュータの集まり。クラスタは分散型のパラレルコンピューティングを実行する。
関連項目 RMS構成
PRIMECLUSTERがノード間の通信処理で専用に使用するネットワーク接続。
基本OSの上位で動作するPRIMECLUSTERの基本モジュール。PRIMECLUSTERの上位サービスが使用する機能をCF(Cluster Foundation)インタフェースとして提供する。
関連項目 Cluster Foundation
クラスタシステムを構成するノード間の整合性が保たれている状態。具体的には、クラスタシステムを構成する、各ノードのCFの状態がUPまたはDOWNである状態 (LEFTCLUSTERとなっているノードが存在しない)。
クラスタノードの一部のノードの通信が停止した状態。
複数のノード間で共用されるハードウェアを管理する機構。
OS異常(PANIC等)が発生した場合にクラッシュダンプを採取する機構。クラッシュダンプ採取機構には、NetdumpとDiskdumpがある。
システムグラフを参照。
ウィンドウ、アイコン、ツールバー、プルダウンメニューを使った、コマンドラインインタフェースより使いやすいコンピュータインタフェース。
ディスクグループ (GDS)を参照。
PRIMECLUSTER コンセプトガイドでは、ノードとノードの間を接続する冗長化されたクラスタインタコネクトの各々のネットワーク経路を意味している。
ゲートウェイクラスタノードは外部ネットワークインタフェースを有し、全ての受信パッケージはこのノードで受信され、サービスのスケジューリングアルゴリズムに従って選択したサービスノードに転送される。
関連項目 サービス提供ノード、データベースノード、Scalable Internet Services
1つ以上の親に属し、構成ファイルに定義されるリソース。子は複数の親に属することが可能。また、子を保持して親ノードとなることも、子を持たずにリーフオブジェクトとなることも可能。
関連項目 リソース、オブジェクト、親、リーフオブジェクト
冗長リソースにより一点故障箇所を排除する概念。
監視するリソースを定義し、リソース間の相互依存性を設定するRMS構成ファイル。デフォルトファイル名はconfig.us。
GLSが提供するLAN二重化方式の1つ。
多重化したLANを同時に使用し、Linux(R)サーバ間通信のスケーラビリティ向上と、LAN異常発生時の高速な切替えを実現する。
複数の物理ディスクを連結すること。複数のディスクを仮想的に1つの大容量ディスクとして使用する仕組み。
他のグループに属していないグループ。最上位グループには、ボリュームを作成できる。
FTP、Telnet、HTTPなど1つ以上のTCPサービスを提供し、ゲートウェイクラスタノードからクライアント要求を受信する。
関連項目 データベースノード、ゲートウェイクラスタノード、Scalable Internet Services
構成ファイルの作成、または解釈に使用される監視対象リソースのビジュアル表示 (マップ)。
関連項目 構成ファイル
管理者がRMSのuserApplicationを指定したホストに切替える処理。
関連項目 自動切替え、フェイルオーバ、切替え、対称切替え
ある一定の条件が検出された際に、userApplicationの実行を他のホストへ自動的に切替えるRMSの処理。
関連項目 指定切替え、フェイルオーバ、切替え、対称切替え
異常が発生したノードを強制停止させるための機構。PRIMECLUSTERは、クラスタ整合性 (クォーラム) が保てない状態になったと判断した場合に、シャットダウン機構 (SF) を使用して、クラスタシステムをクラスタ整合状態 (クォーラム) に戻している。
リソース状態を参照。
クラスタ制御からの状態遷移指示を受け取り、リソースの活性/非活性化を制御(クラスタアプリケーションの起動/停止など)するもの。
オブジェクトがクラスタ内にある他のオブジェクトのリソース負荷を引継ぐ機能、およびRAIDハードウェア、またはソフトウェアにより2次記憶装置に保存されているデータを複製する機能。
グループに属していないSDXディスクで、シングルボリュームを作成できるディスク。
グループに属していないシングルディスク内に作成されたボリューム。データは冗長化されません。
ユーザの要求によりユーザ業務が運用系から待機系へ処理やデータを引継ぐこと。
リソースの状態遷移に対応してBM (ベースモニタ) から実行されるシェルプログラム。スクリプトによりリソースの状態が変更される場合もある。
共用タイプのディスククラスにおいてオブジェクトを共用できるノード群の範囲を表す。
データを一定のサイズに分割して、複数のスライスに交互に振り分けて書き込むこと。I/Oを複数の物理ディスクに分散して同時に発行する仕組み。
ストライプ化仮想ディスクは複数の区画で構成される。物理パーティションや複数の仮想ディスク (通常はミラーディスク) で構成することもできる。このようにして仮想ディスク上の連続したI/O処理を複数の物理ディスク上のI/O処理に変換することができる。この機能はRAIDレベル0 (RAID0) に該当する。(富士通シーメンス製品から移行のお客様のみ)
関連項目 連結仮想ディスク、単独仮想ディスク
ストライプ(stripe)タイプのディスクグループ。ストライピングの単位となるディスクおよび下位グループの集まり。
ストライピングする際の、データを分割するサイズ。
ストライプグループ内に作成されたボリューム。ストライピングによってI/O負荷を複数のディスクに分散させることができる。データは冗長化されない。
故障したディスクの替わりにミラーリング状態を回復させるための予備ディスク。
RFC1918により指定された一定範囲の予約済IPアドレス。どの部門でも使用可能であるが、異なる部門が同時に同じアドレスを使用する可能性があるため、インターネット経由で外部から参照できないようにする必要がある。
1台のホストのみが使用可能で、他のRMSホストからは使用できないリソース。
関連項目 リソース、共用リソース
各オプジェクトタイプについて、BM (ベースモニタ) がどう処理するかを規定するオブジェクト定義の一部。
全てのRMSホストが他の任意のRMSホストからリソースを引継ぐことのできる機能。
関連項目 自動切替え、指定切替え、フェイルオーバ、切替え
オブジェクトタイプを参照。
単独仮想ディスクは、物理ディスクパーティションの1領域、またはパーティション全体を定義します。(富士通シーメンス製品から移行のお客様のみ)
関連項目 連結仮想ディスク、ストライプ化仮想ディスク
ディテクタがBM (ベースモニタ) に特定リソースの状態を通知するメッセージ。
クラスタ整合状態 (クォーラム) を回復するために、指定したノードを強制停止させるための指示。
SDXオブジェクトの集まり。共用タイプのディスククラスは、PRIMECLUSTERシステムで利用可能なリソースの単位でもあります。ディスククラスを単に「クラス」と呼ぶ場合もある。
ミラーリング、ストライピング、またはコンカチネートされる単位となるディスクまたは下位グループの集まり。同じディスクグループに属しているディスクおよび下位グループは、そのディスクグループのタイプ属性(ミラー、ストライプ、またはコンカチネーション)に応じて、互いに
ミラーリング、ストライピング、またはコンカチネートされる。
ディスクグループを単に「グループ」と呼ぶ場合もある。
特定のオブジェクトタイプの状態を監視して、リソースの状態変化をBM (ベースモニタ) に通知するプロセス。
SIS構成の設定、動的データ、統計を管理するノード。
関連項目 ゲートウェイクラスタノード、サービス提供ノード、Scalable Internet Services
特定の機能を繰り返し実行する、システムに常駐するプロセス。
PRIMEPOWERで構成されるクラスタシステムにおいて、1ノードの電源を投入すると、電源切断状態にあるその他全てのノードおよびノードとRCIケーブルで接続されたディスクアレイ装置の電源が投入されること。
アプリケーションテンプレートを参照。
LAN関連のネットワークアダプタ。
ネットワークアダプタを参照。
クラスタ内の複数ノードのインタコネクトによる通信が不可能な場合に発生する状態。ネットワークパーティション状態でアプリケーションが共用ディスクにアクセスし続けるとデータの整合性がとれなくなる恐れがある。
クラスタのメンバーであるホスト。コンピュータノードとはコンピュータのことを指す。
PRIMECLUSTER CFで使用されるクラスタノード間の通信機能。クラスタノード間通信専用に設計されているため、TCP/IPよりもオーバヘッドが少なく、メッセージの到着順も保証したデータグラム通信サービスを行うことができる。
クラスタ内の全てのノードは、同じクラスタ上にある他の全てのノードのローカル状態を管理する。クラスタ内のノードは、すべてUP、DOWN、またはLEFTCLUSTERのいずれかの状態にある。
関連項目 UP、DOWN、LEFTCLUSTER
ハードウェアの故障を定期的に診断する機能。
LANや、ファイバチャネルで使用されるスター型の結線装置。
汎用プロパティを持つオブジェクトタイプ。汎用タイプは、既存のオブジェクトタイプに割り当てることのできない監視対象リソースがある場合にRMSをカスタマイズするために使用される。
関連項目 オブジェクトタイプ
SAの機能に加え、リモートクラスタノードの状態を監視し、そのノードのダウンを即時に検出するコンポーネント。
何らかの障害が発生したことを起因として、自動的にユーザ業務が運用系から待機系へ処理やデータを引継ぐこと。
SISでは、このプロセスにより障害発生ノードのバックアップノードへの切替えを行う。RMSでは、このプロセスを切替えと呼ぶ。
関連項目 自動切替え、指定切替え、切替え、対称切替え
耐故障性 (フォルトトレラント) を備えたネットワーク。耐故障性 (フォルトトレラント) とは、コンピュータシステムの一部に何らかの障害が発生した場合でも、正常な動作を保ち続ける能力のこと。よって、フォルトトレラントネットワークとはネットワークシステムの一部に異常が発生した場合でも、正常に通信を継続できるネットワークのことを意味している。
ネットワークインタフェースカードのインタフェース(たとえばhme0)に直接割り振られたIPアドレス。関連する用語として論理IPアドレスがある。論理インタフェースについてはifconfig(1M)の"logical interface"の説明を参照。
RMSの起動時にユーザアプリケーションをオンラインにするデフォルトホスト。userApplicationのオブジェクト定義中に最初に記述されたホストがプライマリホストとなる。
論理ボリューム (GDS)を参照。
ディレクトリツリー上でファイルシステムが接続されるポイント。
ミラー(mirror)タイプのディスクグループ。互いにミラーリングされるディスクおよび下位グループの集まり。
ミラーグループ内に作成されたボリューム。ミラーリングによってデータが冗長化される。
同じデータを複数のスライスに書き込むことによって、冗長性を維持すること。一部のスライスで障害が発生したとしても、正常なスライスが残っていれば、ボリュームへのアクセスが継続できる仕組み。
ファイルシステム (メタデータ) の制御情報を一括管理するGFSデーモン。
1つのソフトウェアプロセスから他のプロセス、デバイス、またはファイルに伝送されるデータの集まり。
メッセージの保存場所として使用される専用のメモリ領域。
Web-Based Admin ViewやCluster Admin GUIが提供する環境設定、運用管理などの操作範囲を限定するもので、wvroot、clroot、cladmin、clmonの4種類がある。クラスタ管理サーバのオペレーションシステムの管理者に依頼して、個々のユーザIDを適切なユーザグループへ登録する。
システムグラフの最下位オブジェクト。リーフオブジェクトは構成ファイルの最後に定義される。リーフオブジェクトはその配下に子オブジェクトを持たない。
ミラーディスク、ミラーディスク部品、データベースサーバなどの機能を提供する、専用または共用のハードウェアまたはソフトウェア要素。ローカルリソースは、ローカルホスト上でのみ監視対象となる。
関連項目 専用リソース、共用リソース
リソースの現在の状態。
オブジェクト定義を参照。
複数のノード間で共用されるハードウェアの情報を管理するデータベース。
リソースデータベースは、クラスタリソース管理機構により管理される。
システムグラフに表示されるリソース名。
リモートホストを参照。
遠距離通信回線またはLANを使ってアクセスするホスト。
関連項目 ローカルホスト
特定リソース間の親子関係を指定する。
1つ以上のディスクドライブ上の複数の区画で構成され、各部を合計したものに相当する。ディスクを細かく分割する単独仮想ディスクと異なり、各ディスクまたはパーティションを連結して1つの大規模な論理ディスクを構成する。(富士通シーメンス製品から移行のお客様のみ)
関連項目 単独仮想ディスク、ストライプ化仮想ディスク
業務LANを参照。
コマンドまたはプロセスを開始するホスト。
関連項目 リモートホスト
重要なシステムイベントやメッセージを記録したファイル。BM (ベースモニタ)、ウィザード、ディテクタにはそれぞれ固有のログファイルがある。
クラスタシステムにおいて、修正適用、保守時に使用されるアップデート手法。1ノードずつ順次修正適用を行うことで、業務を停止せずに修正を適用することが可能となる。
利用者が直接アクセスできる仮想ディスクデバイスの総称。利用者は、物理ディスクのスライス(パーティション)と同じように、論理ボリュームにアクセスできる。論理ボリュームを単に「ボリューム」と呼ぶ場合もある。
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