PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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付録A PRIMECLUSTERシステム設計ワークシート> A.11 システム設計例

A.11.4 GDS構成のワークシート

以下にGDS構成のワークシートの作成例を示します。

●システム構成例の場合

システム構成例の場合、以下のように設定します。

次に、さまざまな場合のGDS構成のワークシートの作成例を示します。

●例1.ディスクをシングルディスクとして管理する場合:

物理ディスク sdj にシングルボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。

●例2.ディスクをミラーリングしないが、後でミラー構成に変更する可能性がある場合:

物理ディスク sdi のみで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。

Group1 は1本のディスクのみで構成されるため、Volume1, Volume2 はミラーリングされません。ただし、後で Group1 に別のディスクを追加することにより、Volume1, Volume2 をミラー構成に変更することができます。

●例3.ディスクをミラーリングする場合:

物理ディスク sdk,sdl で構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。

●例4.ディスクをストライピングする場合:

物理ディスク sdi,sdj で構成されるストライプグループ Group1 を作成し、Group1 にストライプボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。

●例5.ディスクをコンカチネートする場合:

物理ディスク sdi, sdk で構成されるコンカチネーショングループGroup1 を接続し、Group1 にボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。

●例6.ディスクをストライピングし、さらにミラーリングする場合:

物理ディスク sdg, sdi で構成されるストライプグループ Group2 と、物理ディスク sdk, sdm で構成されるストライプグループ Group3 とで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にボリューム Volume1,Volume2 を作成する場合の例です。


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